今日から少しずつ、日本馬のライバルを紹介していきます。
◆ドバイワールドカップ(G1、ダート2000メートル)
今年、馬場がタペタからダートに変更され、アメリカから有力馬の参戦が期待される。エピファネイア、ホッコータルマエの日本馬がどんな走りを見せるか。
◆主なライバル
◆カリフォルニアクローム(牡4、アメリカ、A・シャーマン)
父ラッキープルピット、母ラブザチェイス(ノットフォーラブ)
昨年はケンタッキーダービー、プリークネスSを制し、2冠を達成。3冠を狙ったベルモントSは敗れたが、年度代表馬に輝いた。前走サンアントニオHはシェアドビリーフの2着に敗れたが、レーティングは121(フェブラリーSのコパノリッキーは117)。
◆リー(牡6、アメリカ、W・モット)
父ファーストサムライ、母グリーナリー(ガリレオ)
昨年のドンHを制し、今年は2着。ウィリアム・モット調教師はナドアルシバ競馬場で行われた第1回ドバイワールドカップの覇者シガーを育てた人物でシガーのドバイ前哨戦はドンH(1着)だった。回避が続出し、やや手薄になったアメリカ勢だが、侮れない。
◆アフリカンストーリー(セン8、UAE、S・ビンスルール)
父ピヴォタル、母ブリクセン(ゴーンウエスト)
昨年はタペタの馬場でワールドカップ制覇。今年は史上初のワールドカップ連覇を異なる馬場で狙う。前哨戦のマクトゥームチャレンジラウンド3は好位から力強く抜け出して快勝。まだ力の衰えは感じられない。今年もゴドルフィンのブルーの勝負服が躍動する。
◆プリンスビショップ(セン8、UAE、S・ビンスルール)
父ドバウィ、母ノースイーストベイ(プロスペクトベイ)
ドバイワールドカップデーは11年がワールドカップ10着、12年が同7着、13年がシーマクラシック10着、昨年がワールドカップ9着で5年連続の出走になる。今年は前哨戦のマクトゥームチャレンジラウンド2、同ラウンド3で2戦連続2着。安定感◎。
◆キャンディボーイ(牡4、UAE、D・ワトソン)
父キャンディライド、母シーズアンイレブン(インエクセス)
今年に入ってアメリカからUAEへトレードされた昨年のBCクラシック6着馬。G1サンタアニタダービー3着で挑んだケンタッキーダービーは13着に敗れた。2歳G1キャッシュコールフューチュリティでシェアドビリーフの2着に入った実績も。侮れない。
【木南友輔】
ドバイワールドカップの本命、ケンタッキーダービー馬カリフォルニアクローム
ドバイワールドカップに出走予定の米国馬リー。筋肉質でスピードがありそうです
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