Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム。今回のテーマはロビー・ローラーの戴冠、ペティスの衝撃一本勝ちで沸いたUFC181！
ミレティッチ・ファイティング・システムの残党として、一匹狼的にさまざまな団体を渡り歩いてきたロビー・ローラーは、ストライクフォースがUFCに買収された2013年初頭に、フロリダのアメリカントップチームを新天地に定めた。当時31歳のローラーの戦績は、ストライクフォース最後の5戦で1勝4敗だった。
ATT創業者の一人、ダン・ランバートは、ローラーの入団当時のことを思い起こす。
「まさかUFCのチャンピオンになるなんて、当時からそう思っていたと言えばウソになる。入団当時のローラーはけして順調とは言えなかった。22歳の若手ならともかく、もはや急に進化できるような年齢でもなかった。しかし実際にローラーがやって来ると、コーチ陣は『こいつはすごい……』と思い始めた。UFC初戦はコスチェック戦だった。簡単な相手ではない。でもコーチたちは、まあ見ていてくださいと言っていた」
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