アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマは「大仁田厚の邪道劇場、コロナ禍のアメリカでも炸裂」です!
「大仁田さん、なぜ俺の名前を出すんですか? なぜ、去年、引退したばかりの俺と試合をしたいなんて言うんですか? 大仁田さん、なぜなんです?」
アメリカのデスマッチレスラーだったマット・トレモントは昨年10月に引退し、現在はインディー団体H2O(エイチツーオー)を経営。その長としてプロモート業に忙しい毎日を送っている。
そんなトレモントに対し、いきなり”復帰&対戦”を要求してきたのが大仁田厚だった。
「大仁田厚と『アメリカの大仁田厚』、すれ違いの裏側」
トレモントにとって師匠とも言える大仁田からの突然の復帰メッセージは、引退しているトレモントを悩ませるには充分すぎる迷惑案件だった。こういった場合、水面下で話し合いが行われたあとに進行するはずだが、大仁田厚お得意の劇場型進行は強引すぎたようだ。トレモントは呼びかけに答えず、だんまりを決め込んだ。引退した理由のひとつには同じデスマッチファイターで親友ダニー・ハボックの死もあった。尊敬する大仁田から要求されたからといって簡単には復帰はできない。
「もし復帰することがあるならば、そのときは自分自身で決める。簡単には復帰しない」(トレモント)
普段、頭が上がらない愛妻クリッシーさんからも「なんで大仁田さんに返事しないの?」と問われても、相手にしなかった。
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コメント
大仁田さんのしつこさは見習うべきなのかもしれない。
「チケット持ってますか?」って返答して欲しかった
迷惑な人だと思うけど、10/31が楽しみになってしまっている自分がいる。今から視聴方法を探しておこう。。。
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