2015/12/11
9:51 pm
ミュージカル「カンタレラ~愛と裏切りの毒薬~」写真あげてみた。
昨日の製作発表時に、主演チェーザレ桐生麻耶さん、ルクレツィア舞美りらさんと、
演出・振付の上島雪夫さんでパチリ。
僕にとっては生まれて初めての女性劇団員とのショット、ほんの少し緊張した。
桐生さんとっても背が高い。
超豪華衣装もヘアスタイルも決まっていて、
中世のイタリアの権力欲にまみれたチェーザ・レボルジア、
意思の強い逞しい男に見えた、かっこいい。
舞美りらさんは可憐な衣装に身を包みこちらも中世イタリア教皇の娘、
貴族の令嬢の気品漂う可愛さいっぱい、大きく開いた胸元の肌の白さが眩しい。
OSKと「カンタレラ」ミスマッチかもしれない、
でもミスマッチと思われることの方が世の中に無いもの生み出す激しい化学反応を起こすだろう。
OSKは長い歴史と伝統ある劇団だ。
劇団員は女性のみ、男役に見え切りながら流し目送らせたら誰もかなわない、
ほとばしる非現実の色気は女性劇団という華麗な秘密の花園にだけ咲く、
とげある真紅バラの表象だ。
現実社会にはこんな生臭さのない男は存在しない、
そんな仮想社会が作り上げる華麗な舞台作りは、
一見似合わないように見えるサブカルど真ん中ニコニコ動画に通じるものがあるだろう、
というのが僕の意見だ。
ニコ動がサブカルだからこそ登場したボカロ曲、
その中でも極め付け超有名ボカロ曲に発想を得た中世イタリアの愛と裏切りと毒薬の物語、
女性劇団の秘密の花園にどんな棘と香りをもたらしてくれるのか、
上島さんの腕の見せどころ。
聞けばこの劇団ダンスにかける情熱では何物にも負けないという、
前回公演より、ダンスシーン増やすという上島さんのモダンダンスセンスがどう花開くか、
兄弟愛の悩ましい物語をどうダンスでも表現するのか、
禁断の愛がどう身も世も焦がれる上島さん特有のダンスになるのか、
僕もとっても楽しみ。
「カンタレラ」「サンドリヨン」「パラジクロロベンゼン」の3曲、
このことで改めて何度も聴き返してみた。
なんていい曲なんだろう、聴きほれる、曲に身をゆだねられる。
黒うさPさん、
シグナルPさんとorangeさん、
オワタPさん
ありがとう。
売らんかなではなくこの方たちが自身の純粋な創造性に賭けた素敵な音楽、
舞台で生身の女優さんたちの声で聴いてみたい。
ぜひ観てください。
大阪;2016年1月30日(土)~2月7日(日)ナレッジシアター
東京;2月18日(水)~21日(日)銀座博品館劇場
チケット発売中 SS席7500円 S席6000円 A席4000円 学割A席2000円
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