Twitterをやっていたら、こんな記事がリツイートされてきた。

客席の半数が女性専用席、しかも女性専用席の利用者に限りトッピング1点(100円分)無料・・・
こんな男性差別の店、許せません。
男性であるためにサービスの質を落とされるって、ふざけた話ですよ。
こういうのを喜ぶ女性客っているんでしょうけど、自分さえよければ男性客はどうでもいいんでしょうか?

http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13010713/dtlrvwlst/4762900?cid=tw_rstrvwdtl_btn

 100円のトッピングが無料になっているだけで、「男性差別の店、許せません」ってねえ。多くの「男性差別」論者がそうなのだが、この人も被害に対して怒りが大きすぎると思う。どう考えても深刻な被害があるわけではないだろうに、激しく怒っている(文章から読み取れる限りでは)。

 この「男性差別」への怒りは何なんだろう。レディースデイなり女性割引があることで、男性が大きな被害を受けているということなら「男性差別」論者が怒ることもわかる。しかし、あきらかにそうではないわけだ。

 一方、現代日本では女性の平均賃金は男性の七割程度に留まっている。ぼくが思うに、こちらはあきらかに大きな問題で、女性たちが怒っても当然だ。ところが、男性差別論者はそんなことはたいした問題ではないという。まったく感覚がずれているのである。