ほんとうに人にモテるコツとは何か。
ども。なんとなく恋愛工学の話から「ナルシシズム/エロティシズム」の話へと話題が移ってきましたね。
ぼくとしてはかなり面白いことを書いているつもりなのだけれど、どうなのだろう、読んでおられる方たちに通じているのだろうか? ちょっと自信がないのですが、通じていると信じて書きます。
まあ、ぼくがいうところの「ナルシシズム」とは、つまり『エヴァ』でいうところのATフィールドの内側にひきこもった状態のことなのですね。外からの干渉をシャットアウトして、変化することを拒んでいる。
もちろん、そういうナルシシズムの人も知的に劣っているわけではないから、「情報」はちゃんと受け止めている。ただ、「心」を閉じているのですね。
知性と心性の違いといえばわかってもらえるでしょうか? 「状態」と「心」は違うということを認識し、「心」に寄り添うことはセラピーの基本だそうです。
最近読んだ本に書いてあったこと
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コメント
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ありがとうございます。かなりわかりづらいことを書いているはずなので、通じるかどうかびくびくしながら書いています。わかっていただけたなら幸いです。
まあ、悪のラスボスと理解し合ってしまったら倒せなくなりますからね。理解し合えないからこその悪ということでしょうか。その構図も何か問題がある気もしますけれどね。
(ID:6142236)
海燕さんの本連載、傑作だとおもいます。
ぼくは、FF8のスコールとキスティス、リノアの関係で理解しました。
スコールはすべてをATフィールドで遮断します。ナルシシズムの塊です。
一方、リノアはエロティシズム。
リノアは「気持ち悪い」「うざい」のがオタクからの評判ですが、
リノアと対話をするとナルシシズムの中に閉じこもっていられないからで、さもありなん、なのですね。自分の認知のゆがみを見る羽目になる。
エロティシズムでスコールに接し、ついにはスコールを「コミュニケーション」と「共感」の世界にいざなっていきます。
一方、キスティス先生は、スコールのことが好きだけれど、
教員としてどうしたとか、若くてキャリアがどうとか、
色々な「比較級」の自意識にさいなまれて、
ATフィールドをまとったまま近づいてきますね。
「壁にでも話してろよ」と言ってもやっても、スコールの心が痛まない。
#後半リノアのおかげで痛みを感じ始めますが。
リノアが正ヒロインでなくてはならない真の理由が、
海燕さんの連載によって極めてクリアになりました。
ありがとうございます。
さて、海燕さん。
2点、ぼくはこの論考にいちゃもんがあります。
1点目は、「なぜスコールはリノアに会えたのか?」「なぜハチマキはタナベに会えたのか?」
です。
海燕さんご本人も、
> ATフィールドを開いて相手の「心」に寄り添い、自分の「心」も変える。それが大切なのだと思います。
> ただ、こういう人はすぐにだれか相手を見つけて結婚してしまったりしますから、恋愛市場にはあまり残っていないかもしれません。残念ですね。
といっておられます。たぶん間違いなくすぐ結婚するんでしょう。よく分かります。
そんなレアキャラに「なぜ出会えたのか?」
スコールはSeeD就任パーティに出席したから、で
ハチマキは、高給取りの宇宙飛行士であり、定期的に若い女性が「食う寝る遊ぶ」活力の保証を求めて現れるから
とぼくは考えます。
特にプラネテスは,タナベの出現はストーリー上のご都合主義にも思いますが、職業と収入を考えると、一定のリアリティがあるのも確かです。
若いときにSeeD就任パーティに出るイケメン、宇宙一家で高給取りなデブリ屋で会話好き。
彼らのスペックを「比較級」の世界で見ると、色々どす黒いものが渦巻いていきます。
でもどうなんでしょう。
リノアやタナベが、引きこもりの家に突然降臨するなんて、リアリティがありません。
なぜなら、引きこもりの家の中には、彼女らが豊かな生と性を謳歌するための資源と安全がないからです。
現実は、最低限の食う、寝る、遊ぶ、が存在しないといけないのです。
現実世界は「生きろ」そのうえで「心を開け」と言っているように感じます。
海燕さんは、その部分を意図的に省かれたのでしょうか?
だいぶ長くなったのでまずは一つ目の質問をかきました。
的を外した質問かもしれませんが、よろしくお願いいたします。
(著者)
コメントありがとうございます。ご質問には最新記事でお答えしました。ぜひ、読んでみてください。