毎日忙しい生活を送っているビジネスパーソンとそのパートナーに、自分自身の健康に目を向け、がん検診と前向きに向き合ってもらうきっかけを作るために実施された今回のプロモーション。昭和48年から約50年間、名古屋駅を見守り、多くの方々に愛されてきた「ナナちゃん人形」を日々忙しく働く人の象徴と捉えて企画され、ナナちゃんの人生初の「人間ドックデビュー広告」を掲出しています。
現在、日本人の2人に1人はがんになると言われている一方で、2人に1人ががん検診を受診していない(※1)とされています。それは、名古屋市も例外ではなく、「令和4年度がん対策の実施状況等について」(※2)では、発症率が上がる40〜69歳までの名古屋市民によるがん検査の受診率は、胃がん検査23.9%、大腸がん検査23.9%、肺がん検査19.8%と低い結果となっています。
また、同調査では、がん検査を受診しない理由として32.1%と最も多い回答が「忙しくて時間がないから」でした。多くの健診施設は平日のみの診療が多く、ビジネスパーソンにとってがん検診は受診しづらいものとなっているのが現状です。
DAIDO MEDICAL SQUAREはアクセスの良さ、平日夜や休日を含め予定を調整しやすい受診時間、受診者の居心地の良さを考えた空間デザインなどの特徴を揃え、名古屋市のがん検診受信者の増加を目指して設立されました。今回のプロモーションは、1人でも多くの方ががん検診に対して前向きに向き合い、受診のきっかけとなることを願って、企画実施されたものです。
これまで季節ごとのファッション以外にも、さまざまなコラボレーションや広告施策で華麗なファッションを披露してきたナナちゃん。今回は着飾るのではなく、レントゲンナナちゃんとして、人間ドック後のレントゲン検査の結果を模した姿を披露することで、よりインパクトのあるプロモーションとなりました。
また、人生初の人間ドックとするなど、歴史あるナナちゃん人形のキャラクター性やストーリー性を活かして、見た人が自分ごと化しやすい工夫も効いています。
・※1:がんの統計2022 (公益財団法人がん研究振興財団)
・※2:令和4年度「がん対策の実施状況等について」(名古屋市)
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