世界中で自動車やバイクを販売する日本を代表する大手自動車メーカー・ホンダは、南米市場に向けて新作バイク・NAVIを発表しました。完全新作のバイクのプロモーションの一環として同社が行ったのは、ありきたりな商品訴求CMではなく現地で圧倒的な人気を誇るアーティストとの異色のコラボでした。
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500万人を超えるYouTubeチャンネル登録者を誇るKHEAは、南米アルゼンチンを中心に支持されているアーティストです。数々のフェスへの出演や斬新なメロディーが評価されるKHEAは2月29日、新曲PVをYouTubeにアップロードしました。そのタイトルは“NAVI”であり、ホンダが発売したバイクと同名でした。PVの中にもNAVIは何度も登場し、KHEAの次に映っている時間が長いほどです。
どうやらホンダは新作バイクのプロモーションにあたり、KHEAに新曲の書き下ろしを依頼し、そのPVも制作したという純粋なブランデッドコンテンツを企画したようです。日本やアメリカでは頻繁に目にする手法ですが、南米ではまだこのような取り組みは斬新であり、ホンダほどの規模の企業が大物のKHEAと組むということ自体にニュースバリューがあるといえます。
公開からわずか20時間ほどでアルゼンチンのYouTube急上昇ランキング3位に浮上したNAVIのPVは、多くのKHEAファンにホンダの新作バイクの魅力を伝えるとともに、南米における新たな広告コミュニケーションの形を指し示しました。
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