アメリカの飲料ブランドLiquid Deathは、過激なプロモーションで炎上したり、しばしば突拍子もないクリエイティブを企画することでユーザーを置いてけぼりにしたりするブランドとして知られています。そんなLiquid Deathの“個性的”な広告は過去PR EDGEでも紹介しており、最近はアメリカへの旅行者を中心に日本でもじわじわと知名度を高めつつあります（現在日本国内では個人輸入以外の手法でLiquid Deathを買うことはできないようです）。そんなLiquid Deathから新たに水に溶かすパウダータイプのフレーバー電解質が発売され、その広告として脱水症状に陥ってしまった人をゾンビとして表現したCMが公開されました。
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夜通しパーティーをしていた女性が脱水症状が原因でゾンビと化してしまったシーンで動画は幕を上げます。いきなりピンチな状況でCMは始まりますが、Liquid Deathのフレーバー電解質を溶かした水を渡すと女性は瞬く間に人間へと戻っていきます。 BGMとして使用されている楽曲は「ゾンビは悪い存在だ！ 電解質はいい存在だ！」というシンプルすぎて逆にわかりづらいとも言える歌詞を歌い上げており、Liquid Deathの不思議な世界観がしっかりと映像に落とし込まれていました。
後発ブランドだからこそ意外性抜群な広告コミュニケーションを行うことで、レッドオーシャンと化している飲料業界において独自の地位を確立させた稀有なブランドの新作CMでした。
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