近年、生成AIがビジネスや日常生活へ急速に浸透し始めている中、中京広域圏を放送対象地域とするCBCテレビでは、番組の宣伝担当者と生成AIが番組のキャッチコピーの完成度を競い合う新しい番宣施策を開始しました。

番組の魅力をわかりやすく、興味深く伝えるキャッチコピーは、番組の視聴率をも左右する重要な要素。同社はテキストを扱う業務のDX化を推進すべく、生成AIの導入を検討する中で、これまで宣伝担当者が担ってきたキャッチコピーの作成を生成AIにも任せ、両者で競わせたらどうなるのか?というアイディアのもと、今回の施策を実現しました。

宣伝担当者と生成AIが作成したキャッチコピーは、CBCテレビの公式Xで発表されます。作成者は伏せた状態で、Xのフォロワーへ“より番組を観たくなったキャッチコピー”への投票を呼びかけ、得票数の多かった作品を実際の広告などに採用するとのこと。2月9日(金)より施策を始め、毎週1回の対決を予定しています。

PRやクリエイティブでも使われる機会が増えてきた生成AIと、宣伝担当者に「どちらがより優れたキャッチコピーを生み出せるか」を競わせるユニークな企画です。宣伝担当者は「惨敗するようなことがあれば、潔く生成AIにこの仕事を任せて、業務のDX化に協力する」と語っているとのこと。経験を積み重ねてきた宣伝担当者と、人間の思いもよらない発想が可能な生成AI、今後キャッチコピー作成を担うのはどちらになるのでしょうか。毎回の対決にぜひ投票したい、結果が気になる事例です。

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