世界保健機関(WHO)によると、軽度なものも含め視覚障害と戦う人は世界に4500万人いると言われています。彼らの日々の生活を少しでも簡単にすることは国と地域を超えて向き合うべき課題です。韓国のスタートアップDot Incorporationは、世界でも稀に見る視覚障害者専用のアプリ・Dot Goを開発し、触れる情報すべてを音声情報に変換することを試みました。発表と同時公開された説明動画ではアプリの開発者から利用者まで、サービスそのものの解説を行いつつ人類にとっていかに有意義な技術であるかを描いています。
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特定の物体をDot Go内のカメラで映すとそれに紐づく複数の所作が提案され、例えばバス停を映せば行き先の提案から乗車券の購入までを音声操作だけでできるようになります。革新的なサービスだからこそあえて演出豊富なクリエイティブではなく、使い方やその特徴を解説することにフォーカスしたと思われます。

単純なインフォマーシャルでもなく、ハイクオリティなCGをしっかりと駆使した映像にすることでサービス内容に加えてDot Incorporationが人類にもたらすメリットを訴求した見応え十分な動画でした。多くの企業から出資を受けているサービスだからこそ今後のPR手法にも注目が集まっています。

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