にしなさんは『ヘビースモーク』『青藍遊泳』などの楽曲で注目を集めるミュージシャンです。穏やかでありながら、内に潜んだ狂気を感じさせる彼女の音楽は、Z世代を中心に多くの人々を魅了しています。2021年には、Spotifyがその年に注目する次世代アーティスト応援プログラム「RADAR:Early Noise」に選出され、2022年には「THE FIRST TAKE」に出演し、圧倒的な存在感を見せつけました。
そんな天性の歌声とともに現れた新星ミュージシャンにしな氏と「ウンナナクール」の“女の子の人生を応援する”というブランドミッションが重ねられました。“こわくてきれいなわたしのぜんぶ”というキャッチコピーに、女の子を応援したいという気持ちを込めてメッセージを発信しています。
今回のビジュアルは、ウンナナクールのブランドプロデュースを担当する「れもんらいふ」の千原徹也さんが手がけています。また、文は2023年に引き続き、作家の川上未映子さんが担当し、ビジュアルムービーのナレーションはにしなさんが担当しています。
全てが見えない「ない」世の中の中で、それでもこの未来を生きていく私たちは、ないものをあげたら怖いけど、裏を返すと、それ以外は全部あるんだという希望の意味が込められています。そして、このメッセージは、全部ある「未来」の中でのビジュアルとリンクしています。
新ビジュアルムービーは、台湾で撮影されたもの。立体的で近未来を感じさせる真っ白な衣装と、対照的にカラフルな街並みとの対比のアンバランスさが独特な空気を閉じ込めています。
多感な時期の女の子の気持ちに寄り添い、それでも未来への希望を感じさせる映像となりました。下着という直接身につけるアイテムだからこそ、心地よさや自分らしさで選びたいもの。当事者である女の子の気持ちに寄り添う姿勢がブランドメッセージとして優しく伝わるものになっています。