関西エリアでは多くの人が知るヒガシマル醬油の「うどんスープ」CMソングの広告を掲出したのは、日本一深い地下鉄として知られる都営大江戸線六本木駅のホームから改札に至るエスカレーターと階段です。
寒い年末に、からだも心もあったまる「うどんスープ」のことを思い出してもらおうということで、今回の企画を実施。CMソングを知っている人はもちろんのこと、知らなかった人にもこれを機会にぜひ歌って楽しんでもらいたいという思いが込められています。
長いエスカレーターを進むごとに歌詞が進み、この歌を知っている人ならば、つい口ずさみたくなる仕掛けとなっています。
また、ヒガシマル醬油 東京で関西うどんあるあるも同時掲出されました。関東と関西でのうどん文化の違いをコミカルに発信したOOHとなっています。
歌詞が載っているだけなのに、CMソングを知っているとついつい脳内で自動再生されてしまう今回の施策。音の出ないOOHを音と絡めた施策として成立させているところがお見事です。
寒さから温かい食べ物に興味関心が向く時期だけに、商品購入への効果も期待できそうです。今年は年越しそばが、うどんに変わった家庭もあるかもしれません。