PGF生命が今年9〜10月に実施した「『おとなの親子』の生活調査2023」(※)では、親と別々に暮らしている“おとなの親子”の割合は約8割であることや、そのうち約2割が年に1度も会っていないことがわかりました。一方で、親の今後やサポートついて約8割の人が何かしらの不安を感じているにもかかわらず、 万が一のことが起きたときのことを親と話しているのは3割以下という結果でした。
親と一緒に過ごせる時間はあとどのくらいかという問いは日々の生活の中ではあまり意識することがないかもしれません。しかし、「人生100年時代」といわれる今は、経済的課題、孤立・孤独への心理的課題、そして病気のリスクなど、その先に待ち受ける“万が一”に備えることが不可欠です。
今年はコロナが5類移行後、はじめての年末年始を迎えます。帰省を考えている人もそうでない人も、公開されたムービーを見ることで、親と未来のことを話しておこうという気持ちになるきっかけになればとの思いが込められています。
親と別々に暮らしている割合は約8割。そのうち 約2割が年に1回も会いに行かないと回答。年代が低くなるほど、 会いに行く頻度は減少傾向にあります。
親の今後やサポートについて不安やリスクを感じることは 「健康状態・病気」「認知症」と健康面がトップに。次いで「生活費」「相続」と金銭面、 「孤独死」「社会的な孤立」「無趣味」と社会面が続きました。
親の今後やサポートついて約8割の人が何かしらの不安を感じているにもかかわらず、 万が一のことが起きたときのことを会話して いるのは3割以下だとわかりました。
『走馬灯バス』は、秋元康氏原作「象の背中」などで知られるアニメーション作家、城井文氏がアニメーションを手がけました。城井文氏が描く柔らかなイラストが、物語の温かい世界観を作り出しています。そこに深みを与えている俳優・大谷亮平氏の優しくささやくナレーションが、視聴者を走馬灯バスが走る世界へ誘います。
『走馬灯バス』は、老婦人である“母親”が送ってきた人生を視聴者が追体験することで、なかなか子どもには言えない親の寂しさや葛藤が伝わってくる演出になっています。ムービーのコンセプトは「親子に帰ろう。」老婦人がバスの窓越しに見る家族とのかけがえのない思い出が、視聴者自身の姿とも重なり、自然と家族や親と会って話したくなる、そんな気持ちになれる映像に仕上がっています。
コロナ禍での行動制限がなくなって、初めての年末年始に帰省を予定している人も多い時期に合わせた今回のPGF生命の企業イメージムービー。帰省の予定がある人もない人も、このムービーをきっかけに家族のことにふと思いを巡らせて、行動変化が起こるかもしれません。優しい雰囲気のアニメーションとナレーションのメッセージ力、公開時期とともにお見事なムービー施策となっています。
・※1:PGF生命、『おとなの親子』の生活調査2023を実施
調査概要(PGF生命調べ)/調査タイトル:『おとなの親子』の生活調査/調査期間:2023年9月29日(金)~10月2日(月)/調査対象者:70歳以上の実の親がいる40~69歳の男女/調査方法:インターネット/エリア:全国