また、12月22日(金)の「働く女性の日」に向けて、心斎橋PARCO店頭とPARCOのオンラインストアが連動してチャリティ企画を実施するほか、心斎橋PARCOに加え、池袋PARCO、名古屋PARCOでも新発売の「サラサーティ SARA・LI・E(さらりえ)」限定コラボパッケージ商品のサンプリングイベントを開催予定となっています。
2021年に開業された、新しいコンセプトの医療モール「Welpa(ウェルパ)」。「医療モールを“自分をケアする場所”へ」をコンセプトに、毎日の生活を今より少し快適に過ごすためのサービスや商品を、医療から食・フェムテックまで幅広く提案しています。また、メディアや自治体、外部企業と連携し、女性の心や身体のお悩みに寄り添うトークイベントやギャラリー展示、オンラインコンテンツなども展開してきました。
今回の取り組みでは、日本初のおりもの専用シートブランド小林製薬『サラサーティ』の「SARA・LI・E(さらりえ)」シリーズが掲げる「働く女性を応援したい」という思いに共感。働く世代の女性を主要顧客に持ち、ショップスタッフとして多くの女性が働く「職場」でもある商業施設「PARCO」が持つ人・場・クリエイターとの繋がりなどの資産をかけ合わせることで、コラボレーションが実現しています。
コラボパッケージ開発では、心斎橋PARCOで働く20~30代の女性ショップスタッフ5名と、アートディレクター脇田あすかさんによる座談会を開催。「体調がつらい時もお客様の前ではいつも笑顔でいなければと思う」「生理用品は家でも持ち運ぶ時にも人に見られない様に気をつけている」など、働く女性のリアルな思いや悩みをヒアリング。それを受けて脇田さんがパッケージをデザインされました。
脇田さんは、パルコをはじめとして数々のファッションシーズンビジュアルやドラえもん50周年の記念ポスターを手がけるなど、注目のビジュアルを多数手がけています。今回の限定コラボパッケージでは、「生活の中で優しく寄り添い、手に取ることでそっと励まされるなど、ささやかでも気分が上がるようなものであってほしい」という思いが込められました。働く女性の日常に一輪の花をそえるようなイラストをメインに、ナチュラルでシンプルなデザインに仕上がっています。
働く女性を応援するチャリティ企画では、コラボパッケージのイラストをポーチやアートカードに展開し、チャリティグッズとしてPARCOのオンラインストアにて期間と数量限定で販売されます。また、本グッズの売上は一部手数料を除いて、働く女性の支援を行っている一般社団法人グラミン日本へ寄付される予定。一連の取り組みについて、開発背景と合わせて心斎橋PARCOにて展示し、メッセージを立体的に伝えていくことにしています。
今年は2023年12月22日が、「働く女性の日」です。「働く女性の日」の日付は「冬至の日」(毎年12月22日頃)となっています。これは、1年でいちばん夜が長い日であることから、仕事の後に集まってゆっくりと話すことで働く女性が元気になっていく日にしたいという思いで制定されたものです。その思いを受け止め、今回の一連の取り組みが企画され、実施へとつながっています。
実際の働く女性である、PARCO販売員の声を反映した新しいパッケージデザイン。商品を購入する場というだけではなく、コンセプトからの発信の場として確立されたことで、表現の幅が広がっています。攻めのマーケティング、ブランディングの施策の好例といえそうです。
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