この、#袖が裏チャレンジは、地名と同じ響きの“袖が裏”にする振付(通称:そでがうらポーズ)を考案し、その振付を袖ケ浦に関連する市民・企業・団体や著名人といった多種多様な方々に参加してもらうことで、袖ケ浦市という街の知名度、ネームバリューを向上させることが狙いです。#袖が裏チャレンジは、誰でも参加可能なチャレンジとして、たくさんの参加を募っています。
千葉県袖ケ浦市では、若手職員の広い視野と柔軟な考えをシティプロモーションに反映していくため、組織横断的なチームとして「袖ケ浦シティプロモーション戦略プロジェクトチーム」を構成しています。
今年度のプロジェクトチームでは、まずは街自体を「名前だけでも」知ってもらうことを目指しています。それをきっかけとして袖ケ浦市が持つ、都心へのアクセスの良さや充実した子育て・教育環境、多様な産業や働く場などの魅力も知ってもらうよう繋げていくことを考えています。そこで、袖ケ浦市のことをまったく知らない多くの方々に名前だけでも届ける方法として、そでがうらポーズを考案し、今流行りのショート動画で、幅広い人々への拡散を狙ったPRを行う「#袖が裏チャレンジ」が企画されました。
「#袖が裏チャレンジ」は皆さんが、そでがうらポーズを行う様子をスマホなどで撮影して、その動画をTikTokやYouTube、X(旧Twitter)、Instagramなどに投稿することで参加できる企画となっています。
参加の手順としては、①袖が裏チャレンジの内容を確認し、動画を撮影、②共通のハッシュタグ「#袖が裏チャレンジ」および「#袖ケ浦市」をつけて動画を投稿、これでOKとなっています。
《お手本動画》袖が裏チャレンジ解説動画
なお、プロジェクトチームでは、市内各所で「#袖が裏チャレンジ」の動画撮影を実施しています。撮影した動画は、袖ケ浦市が運営するTikTok、YouTubeなどに順次公開の予定となっています。
自治体のPR施策もいろいろありますが、幅広い層への認知拡大のために、若手職員を中心としたプロジェクトチームをつくって企画するものが増加傾向にあります。また、自治体の従来の施策よりも、最近のトレンドなど踏まえた施策への挑戦も見られます。
今回の、袖ケ浦市にちなんで「袖が裏」ポーズの考案と動画投稿をしていこうというプロモーション企画もそんなアイデア施策となっています。何より職員のみなさんの楽しそうな感じが好感持てますし、これをきっかけにさらに挑戦施策の実施へと繋がることに期待したい事例となっています。