施策の内容としては「もしあなたが性暴力の被害に遭われてしまったのであれば、この洋服は洗わないでください」と書かれたタグが付いた専用の商品ラインナップを発売した、というもの。被害者が取ってしまう“ある行動”とは、体液や髪の毛など加害者の特定につながるような証拠が付着した洋服を心理的な理由から洗濯してしまい、結果的に警察が必要としている情報を知らず知らずの内に消し去ってしまうことを指していたのです。
New York Fashion Weekでお披露目となった限定ラインナップは、招待状から紙袋まですべてをタグのデザインで統一することで1人でも多くの人に伝えたいという願いを体現しています。また、イベント後には他のファッションブランドも同様の取り組みを行えるようタグのデザインデータを公開し、性暴力の撲滅に向けた本気度合いをアピールしました。
コメント
コメントを書く