テレビCMやWEBムービーなどを中心としたさまざまなコンテンツ制作してきたTYO。このアワードは、そんな制作の実績ノウハウをもち、CMや映画などの映像ディレクターを数多く生み出してきたTYOが、次世代の才能の発掘と育成、さらには映像業界全体の発展に寄与したいという思いから開催している学生向けショートフィルムコンテストです。過去3回の開催では、実写のほかにアニメーション、CG、コマ撮りまで多岐に渡るジャンルで、それぞれの学生が自由に表現したクリエイティブな作品が数多く寄せられました。
第4回目となる今回のテーマは「初心者」に設定し、60秒のショートフィルムを募集しています。特別審査員は、第1回目から参画し、映画・テレビ・舞台・ラジオ等で幅広く活躍する俳優であり、自身も日本発の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」を主宰する別所哲也氏。また新たに、学生時代から劇団の旗揚げを行い、男女8人組のユニット「ダウ90000」を主宰して、演劇・お笑い・コント・ドラマなどで様々な新しいカタチの表現を「初心者」から挑戦し、多彩な才能を発揮している蓮見翔氏を迎えています。そのほか、数多くのCMや映画の演出を手掛けたディレクター・クリエイター陣も審査員となって受賞作品を選出し、最終結果は2024年3月に開催する表彰式にて発表される予定です。
SNSの広がりやスマホだけでも映像制作が可能となった現代、世の中には多くの映像コンテンツがあふれており、広告、PRにおける映像コンテンツの重要度も年々増してきています。
そんななか、生まれたときからデジタルコンテンツに触れてきた若い感性による、次世代の才能の発掘と育成は業界全体にとても大切なものです。アワードによって評価されることが次の創作意欲を後押しすることもあるでしょう。どんな受賞作品が選出されるのか、今後の動向も気になる取り組みがありました。
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