車での移動が多いアメリカにおいて、スナック菓子は自宅やピクニックで食べるものに留まらず、運転中の空腹を満たすお供としても需要があります。そんなマルチな活躍が求められるスナック菓子だからこそ、おいしさや手軽さだけでなく、退屈になりがちな車中を盛り上げる“楽しさ”も重要な要素です。さまざまなスナック菓子を手がける業界大手のLay’sは、軽い口当たりと飽きのこない味が特長のPoppablesを訴求するにあたり、誰かと一緒にPoppablesを食べることによって得られる“楽しさ”にフォーカスしたCMをアメリカで公開しました。

長距離ドライブ中の4人家族が登場するCMでは、存在しないトランシーバーを介して会話をしている親子の様子がフィーチャーされています。ドライブを少しでも楽しくするため、どうやら戦闘機パイロットのフリをしているようです。後部座席に座っている娘が「管制塔、もうPoppablesがなくなりました!」と叫ぶと、突如として本当の戦闘機が車の上に現れ、新しい袋を投げ込みます。その際、映画「トップガン」でおなじみの「Danger Zone」が流れ、疾走感を演出します。

Poppablesはおいしいだけでなく、その場にいる人の間に会話を生むことで楽しい時間を過ごせるというメッセージを、車社会のアメリカならではの演出で表現した事例でした。

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