大量生産大量消費が当たり前の資本主義社会において、多くの大企業は広い販路と高い認知度を武器に商品訴求を行うことで確固たるポジショニングを獲得しています。そのような時代だからこそ後発のブランドやスタートアップ企業はいかに消費者の認知を得るかがビジネス上の課題となっており、自社ならではのコミュニケーション手法を立案することに昼夜頭を悩ませているのではないでしょうか。ポルトガルのプレミアムワインブランドSilk & Spiceは、世界的な認知を獲得しきれていない自社のワインをアメリカ市場で発売するにあたり、あえてその希少性と認知の低さを利用したOOHを公開しました。

“Meant to be Discovered(見つけてもらうべき存在)”というタイトルが付けられたOOHには、Silk & Spiceの商品ボトルが実際に格納されています。特筆すべきはその設置場所で、本来であれば人通りが多いロケーションが良いとされているOOHであるにもかかわらず、非公開の無人島に設置されているのです。

誰にも知られていないブランドだからこそ最初に発見することに価値があるというメッセージを採用することで、誰もが抱く冒険心をくすぐる意欲的な事例として注目を集めました。

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