今年は、関東大震災から100年の節目に当たりますが、その発生日である9月1日が「防災の日」と定められ、近代日本における災害対策の出発点となりました。サンスターでは、「防災にオーラルケア」を掲げ、災害時のオーラルケアの重要性について10年以上啓発を続けています。
そして、近年の自然災害の変化に対応し、専門家に聞く最新のサステナブルな防災対策“フェーズフリー備蓄”や、“おうちDEキャンプ”など「在宅避難」を想定した対策に加え、生活者の防災意識の調査結果、野菜飲料で初めて「日本災害食」認定を取得したサンスター「健康道場」ブランドの野菜ジュースと防災レシピについて紹介していく取り組みを実施しています。「日本災害食」とは、災害食の内、災害時に役立つこと、そして日常でも積極的に利用可能な加工食品について、一般社団法人日本災害食学会が示す日本災害食基準を満たしていることを日本災害食学会が認めた食品のことをいいます。
サンスターサステナビリティクリップは、環境対応の取り組みを紹介する「地球環境」、誰もが笑顔になれる社会づくりを目指した「共に生きる」、災害時に健康を守るための「災害に備える」、人生100年時代の口腔の健康維持と全身の健康を考える「健やかな人生」の4つのテーマに沿って、サンスターの活動をタイムリーに紹介するウェブサイトとして、さまざまな情報を発信しています。
異常気象に端を発する災害がもはや常態化している昨今、防災・緊急避難グッズへのアナウンスも広く聞こえるようになってきています。しかし、意外な盲点がオーラルケアに関するもの。自由に水が使えない、歯ブラシ一本がないことで口内を健康に保つことが困難になることもあるはずです。そのため、サンスターはオーラルケアメーカーとしての立ち位置から健康への取り組みを本格化させています。自社のビジネス活動を最大化して解釈したときの社会貢献とはなにか、オーラルケアと「日本災害食」認定を受けた野菜ジュース、どちらもサンスターの発信には力強さを感じます。
今回の施策のメインである野菜ジュースは、日常生活でも取り入れやすく、消費しながら備蓄するローリングストックとしても最適。災害時はどうしても栄養が偏りがちになるため、飲むだけで簡単に野菜の栄養を摂取できる野菜ジュースは役立つはずです。さらに料理用食材としても重宝するため、日常的に使用の習慣があれば、災害時に慌てることもなくなります。備えれば憂いなしという災害時の有益な情報発信という社会貢献活動とともに、自社製品を消費しながら備蓄するローリングストックの輪に加えられればビジネス活動としても成立する、そんな取り組みとなっています。