エリエールが名付けた、人の幸せにつながるかけがえのない触れ合いである「エッセンシャルタッチ」をテーマに、参加者は「人との触れ合い」や「コミュニケーション」について対話しながら、触れ合いの大切さについて知ったり、プロジェクトやエッセンシャルタッチについての理解を深めたりすることができる場として運用していくとしています。
インターネットの普及により、企業が顧客との結びつきに活用することは一般化してきましたが、短期的なキャンペーンや単発的な売上向上ではなく、継続的な顧客との関係を築くことで、より中長期的な売上を維持していこうという動きが加速しています。そのなかで、自社や自社ブランドの「ファン」を中心としたマーケティングが注目を浴び、多くの企業や自治体がファンコミュニティの運営に乗り出しています(※1)。
ファンと直接やりとりをすることによって、細分化されがちなニーズをこまめにすくい上げ、商品化やサービス化につなげていく。新しい商品や取り組みに関して、ダイレクトにファンへ発信していく、など積極的にファンコミュニティを活用しようという取り組みが広がっています。ユーザー視点からしても、気に入っている商品やブランドの最新情報が入ったり、応援することで廃盤を防ぐことができたりというメリットだけでなく、自分の意見が今後の商品やサービスに反映される機会があるというのも魅力となります。双方にメリットのあるファンコミュニティはますます広がり、そこからまた新たなアイデアや商品やサービスが誕生する場となっていくのかもしれません。
・※1参考:CASE STUDY コミュニティ事例(クオン コーポレートサイト)