そんな中、環境への取り組みを進めるJagabee 「Green Project」が指導しました。第一弾では「Jagabee」対象品の売り上げの一部を寄付し、製品の原料として欠かせないパーム油の一大生産地であるボルネオ島の森林保全活動を支援します。
これまで「Jagabee」ブランドは、パッケージでバイオマスインキやFSC認証紙を採用するなど、環境配慮への取り組みを進めていました。ボックスタイプでは、従来の印刷方式と比べてインキの原料由来と印刷工程でのCO2排出量を約34%削減した印刷方式「エコラスター®︎」(※2)を採用するなどの取り組みが評価され、公益社団法人日本包装技術協会主催の「2022日本パッケージングコンテスト」において、「ジャパンスター賞/公益社団法人日本包装技術協会会長賞」を受賞しています。また、環境や人権に配慮した「RSPO認証パーム油(マスバランス方式)」(※3)の使用や、フードロス削減を目指した「Jagabeeのかけら」(※4)の発売など取り組みを拡大させています。
パッケージや商品本体以外からのアプローチという点でも環境保全活動に取り組むカルビーの姿勢は、今後ユーザーの購買行動に確実に影響を与える好事例としてお手本にしたいものです。
・※1出典元:博報堂「生活者のサステナブル購買行動調査2022」レポート
・※2: 「エコラスター®︎」は凸版印刷株式会社の登録商標です。
参考:https://www.toppan.co.jp/living-industry/packaging/topics/works/012/index.html
・※3: RSPO認証パーム油(マスバランス方式)
RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)が定める規定の条件を満たしたパーム油。マスバランス方式とは、認証油と非認証油が混合されるが認証農園・搾油工場から供給された認証パーム油の数量が保証されているモデルのこと。
・※4:参考プレスリリース「短くて商品化していなかった「かけら」を活用しフードロス削減 『Jagabeeのかけら うすしお味』」