オランダの経済・気候政策省が、多くの人が自宅で過ごす機会が増える年末において、スマートデバイスやプリンターといった電子機器がいかにハッキングしやすいかを身を持って体験できる施策「The Unwanted Christmas Card(要らないクリスマスカード)」を公開しました。

同省が雇ったホワイトハッカーがさまざまな人のプリンターに遠隔でアクセスし、頼まれてもいないクリスマスカードを勝手に出力するという内容で、「スマートデバイスは犯罪者にとって最適な標的です。いつ誰もが被害者になりうるハッキングがどれだけ簡単なのかを知ってもらうために、わたしたちはホワイトハッカーの手を借りてオランダ中の皆さまに身を持って体験してもらうことにしました」というナレーションで始まります。

実際に体験した人たちからは「自分の情報が外に漏れるのはとても困るね」や「パソコンの中に入るためにわざわざ玄関を通る必要がないということが信じられないよ」という声が寄せられ、外部からのハッキングがいかに簡単かを痛感するとともに、自宅にあるデバイスのバージョン更新を怠らないための意識付けにもつながったようです。

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