かつてトーマスをみていた大人にとって、なつかしい過去作品から “大人だからこそ、一層共感できる” 選りすぐりのエピソードを計3話ドラマ化し、話の内容やトーマスたちの音声はそのままにトーマスたちをサラリーマンとして再構成した「アテレコ」ならぬ「アテフリ」webドラマです。
第一話「ソシャゲ沼(あな)におちたトーマス」(エピソード原題:あなにおちたトーマス)
主人公・新入社員サラリーマン「十升(トーマス)」と仲間たちは互いに協力し合ったり、時にはいがみ合ったりしながら仕事に勤しんでいます。第一話では仕事で徹夜した先輩、後藤(ゴードン)のことを「くさい」と言った十升ですが、その後コーヒーをこぼしてPCを壊してしまい、仕事が始めからやり直しに。自分自身が徹夜になってしまいますが、資料を作る十升を後藤は助け、仲間の大切さを伝えるハートウォーミングなエピソードとなっています。
SNSでは「再現度が高い!」「面白い!」など話題となっている本ドラマ。サラリーマンの設定やアテフリドラマに至った背景、そして、そのPR効果を担当者に伺いました。
設定をサラリーマンにした理由を教えてください。
今回の施策はコミュニケーションターゲットとして、自分の子供にトーマスを見せる立場にある親世代を狙いました。今はサラリーマンや社会人になったその親世代は、かつてトーマスを見て育った世代でもあります。その懐かしさと、トーマスの教育的コンテンツとしての再発見を狙って、サラリーマン設定のアテフリドラマという発想に至りました。
かつてトーマスを見ていた大人にとっては、懐かしい反面、現在の自分や社会と重ねられるエモーショナルな構成、その反響はいかがでしたか?
SNSを中心に「サラリーマントーマス続報気になりすぎる」「再現度高い」「朝から声出して笑った、必見」など多くの反響をいただきました。その一方で、「仕事と社会を教えてくれてたんだなぁ」「ビジネスパーソンとして大切な学びがある」「リニューアル感慨深い」などの声も多数いただき、トーマスの核となる、大人こそ共感できるような教訓やメッセージとともにリニューアルへの関心を持っていただけたように感じました。
話の筋書きや声・ナレーションは元のアニメのまま、キャラクターを擬人化し実写化した「アテレコ」ならぬ「アテフリ」ドラマというユニークな発想は、どうのようにして生まれたのでしょうか?
トーマスのお話には社会に通ずる教訓も多く、そのまま社会人に置き換えても成立するのでは、ということで、大人にとっては懐かしい、模型時代の原作の音声をそのままにアテフリドラマに挑戦しました。
難易度の高いアテフリ、俳優陣の様子はいかがでしたか?
十升(トーマス)役の前田旺志郎さんや、後藤(ゴードン)役の板倉武志さんなど、俳優の方々の演技力がとても高く、トーマスと仲間たちの個性豊かな性格をうまく再現されていました。また、長時間の撮影にもかかわらず現場の雰囲気は終始和気藹々とした雰囲気でした。撮影が後半になるにつれて、俳優の皆さんがますますトーマスたちに似てきた気がしました。
SNSでもさっそく反響がありましたが、PR効果はいかがでしたか?
これまでに、「サラリーマントーマス」シリーズ全体で130万回を超える動画再生を記録しています。公式チャンネルの登録者数も大幅に増加し、海外のファンからも“自国でもやってほしい” など高評価をいただきました。SNS上ではご感想だけでなく、次回ストーリーでどのように「サラリーマン」化されるのかという予想やファンアートなど連日多数のご投稿があり、国内外より大きな反響をいただくことができました。あわせて勤労感謝の日には働く大人たちに向けた新聞広告も掲出し、キャンペーン全体として多数の共感とリニューアルへの関心の声をいただきました。
また、SNSでは、主役の新入社員「十升(トーマス)」を演じた、お笑いコンビ「まえだまえだ」で子役から活躍してきた前田旺志郎さんの成長ぶりに驚く声もありましたが、前田さんを起用した理由を教えてください。
今回、前田さん以外の俳優の選考でも、元のキャラクターに近いかどうかを重視しながらキャスティングを行いました。前田さんのフレッシュな雰囲気が、「トーマス」のキャラクター性ととても合致していたのでお願いいたしました。
最後に、一言ありましたらお願いいたします。
きかんしゃトーマスのTVアニメは12月24日からいよいよ新シリーズの放送がスタートします! 春には映画公開もありますので、トーマスたちの新しい冒険をお楽しみに!
(ID:48930604)
まえだまえだの子だったのか…!!!大きくそしてイケメンになって…