フードロスの撲滅を目指しているギリシャのNPO・Boroumeは、世界中で廃棄食糧の削減に繋がるさまざまな施策やコミュニケーションが行われるInternational Day of Awareness of Foodloss and Wasteに合わせて、使われなかった食料品を廃棄する工程で温暖化ガスが発生していることを描いたビジュアル広告を公開しました。

ムンクの名作“叫び”にインスパイアされた4種類のビジュアルはいずれも食品の断面図を写しており、よく観察すると中心部分が悲鳴を上げている顔を象っていることがわかります。玉ねぎ、パン、レタスと生肉に浮かび上がる悲痛な表情は、残されてしまった場合環境破壊に繋がる可能性を示唆しています。

下半分には「世界の温暖化ガスの10%は廃棄食品を処理する過程で発生しています。その傍らで31億人もの人が安全な食糧にありつけることができない現状もあります。フードロスと地球の温暖化についてより詳しく知りたい方はわたしたちのWebサイトを訪れてください。食を通じて命を救う、わたしたちはBoroumeです」という全ビジュアル共通のメッセージが書かれており、廃棄食品ゼロを目指すことの重要性がストレートに説かれています。

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