オープンスペースであっても作業に没頭できるワークブースを販売するフィンランドのFrameryは、従業員満足度に直結しないナンセンスな福利厚生に関する情報を、自社製品と交換するキャンペーン「Perks for Pods(福利厚生を作業ポッドと交換しよう)」を実施しました。
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多くの企業が提供している福利厚生は実際のところ従業員の求めている内容と大きく異なるという調査結果に基づいて企画されたもので、動画では冒頭、「あなたにとってオフィスの良いところってなんですか? それは福利厚生ですか?」というナレーションが流れます。

「例えば卓球台とか? 無料で飲めるスムージーとか? それとも自由に使えるスクーターとか、ボールプールをコンセプトに作られた打ち合わせスペースでしょうか?」など、実際に存在しそうな福利厚生を列挙していきます。

まるでスタートアップ企業を彷彿とさせるような楽しげな福利厚生の後に「でも、実際のところオフィスで働く従業員の57%は、作業に集中できる静かなスペースを求めています」というフレーズが映し出され、最後には「だからこそ、わたしたちは皆さんの“いらない福利厚生”を作業用のオフィスポッドと交換することにしました」と趣旨が伝えられます。

専用のWebサイトで自分の会社にあるナンセンスな福利厚生を提供することでFramery製のオフィスポッドの抽選に参加できるという企画内容に対しては、ユーザーから「壊れたゲーム機」や「誰も使わないブランコ」などさまざまな“具体例”が寄せられました。

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