イギリスの大手家電量販チェーンCurrysは、古くなってしまった家電製品をリサイクルすることの大切さを伝えるため、参加したユーザーに“実利がある”キャンペーン「Cash for Trash(粗大ゴミをお金に)」を実施しました。
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ロンドン、リーズ、マンチェスターに“壊れた家電製品”を設置し、通行人がそれをCurrys店舗に持っていくと割引クーポンに換金できるという仕組み。キーボードやドライヤー、ヘッドホンといった家電製品に貼り付けられたOOHには「古い、壊れた家電製品をCurrysに持ってきていただければ最低5ポンドの割引クーポンと交換いたします。もちろん、このポスターに貼り付けられているものも含みます」と書かれており、サービスそのものの訴求に留まることなくユーザーにもわかりやすいメリットがある座組みを構築しています。あわせて、“粗大ゴミ”を拾った人々の反応を撮影した動画がFacebookやTikTokなど各SNSに投稿されることで話題化も狙いました。
SDGsに関連する取り組みが世界中の企業に求められる中、リサイクルという文脈で意外性のあるコミュニケーションを打つことで街行く人々の関心を引くことに成功したようです。
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