野菜嫌いの大人たち
野菜嫌いの大人へのインタビューからはじまるこの動画。それぞれの野菜のクローズアップ、そして鬱屈とした雰囲気を表す音楽によって、まるで野菜が悪役のように見えてきます。
「いつまでドロドロしてんねん」と悪態をつく男性や、「ピーマンは緑でツヤツヤしている時点で食欲が失せる。一生食べなくていいかなって…」と割り切ってしまっている女性。そして、「ナスを嫌いになったのは50年前」と話す筋金入りの男性など、インタビューを受けている方々は、とても簡単には野菜嫌いを克服できそうにない様子。しかしその中には、幼い息子を前にして「父の威厳もないので・・・」と口にする男性もいて、大人ならではの悩みが共感を誘います。
そんな中、西友が今回用意したのが、リアルに苦手な野菜嫌いの大人たちだけが招待される1日限りのレストラン。なんとお客様の嫌いな野菜料理しか出さず、その中の50%以上が克服するメニューに挑戦するそう。一体、どんな結果になるのでしょうか?
このレシピ、あり?なし?
今回、そんな無謀な挑戦を任されたのが、野菜嫌い克服研究家のジョーさん。特に嫌いな食材として挙げられることの多いトマト、ナス、ピーマンを使い、苦手な人でも食べやすいメニューを考案していきます。
ピーマンは青臭い香りを和らげるため、白い筋の部分を取り除いて「フライドピーマン」に。トマトはゼリー状の部分を切り分け、卵とじっくり炒めて「トマト卵炒め」に。ナスは食感が気にならなくなるよう、豚肉を巻いてカリカリに焼き上げ「甘辛肉巻きナス」に。その他にも、様々なレシピを考案して調理していきます。
出来上がった料理は、このように綺麗に盛り付けられて紹介されていきます。果たして、野菜嫌いの大人たちから受け入れられるのでしょうか?西友の青果バイヤーの方々も「長年ずっと嫌いだった方が本当に食べられるようになるかすごく楽しみです」とコメントしつつ見守ります。
レストランにやってきた野菜嫌いの大人たちは、次々と運ばれてくるトマト、ナス、ピーマンを目の前にして戦々恐々。しかし、なんとか頑張って口にしてみると、意外と食べられたという反応も。中には「めっちゃ美味しい」という方もいて、克服のきっかけになったようです。
しかし、中には「ダメです」「無理だよ~」という人も。これもリアルな反応ですよね。
このように全員に〇または×と判定してもらい、50%以上の人が克服できたメニューが、SEIYU認定レシピとしてこのプロジェクトのホームページで紹介されることになりました。
西友の調べによると、大人の約4割に苦手な野菜があるそうですが、この動画では、そんな野菜嫌いな人々のリアルな反応を見せることにより、同じような悩みをもつ視聴者もレシピに挑戦したくなる内容になっていると感じました。
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