名古屋を拠点とする総合PRカンパニー・一旗が、愛知県岡崎市にある松平家・徳川家の菩提寺・大樹寺を舞台に、プロモーションムービー「ドローン×忍者~大樹寺~」を制作。マイクロドローンを忍者に見立て、「すり抜け」「跳躍」といった映像表現を多用したこの作品は、ドローン映像コンテスト「Drone Movie Contest 2020」で審査員特別賞を受賞しました。審査員から「今後のドローン使用方法や演出の可能性を広げてくれた」など高い評価を受けた作品を、ぜひご覧ください。

忍者、現る!

ここは松平家・徳川家の菩提寺として知られる大樹寺。上空から撮影した景色とスリリングのある音楽が、これからはじまるストーリーを盛り上げていきます。

次の瞬間、黒い衣装で石畳の道を走り抜ける人影が…。このムービーの主役・忍者の登場です。彼の視線となって、ものすごいスピードで走り抜けていく映像。木々の枝の隙間も躊躇なく通りぬけ、寺の屋根を上から見下ろすような動きが、忍者の人並外れた身体能力を感じさせます。

そんな忍者を待ち構えるのは、甲冑を着た侍。大切な巻物を守るべく、刀を握りしめ神経をとがらせています。そんな侍の姿を遠くから見つけつつ、忍者は軽々と木に上り、屋根の上を走って移動すると、あっという間に大樹寺の中へと侵入してしまいました。

そして、侍の行動を気にしつつ、寺の内部の様子を探っていく忍者。侍は時折、人の気配を感じているものの、まだ気が付いていないようです。

走りぬける忍者

素早く動いていく忍者の視線は、大樹寺の内部の様子を隅々まで映し出します。

そしてたどり着いたのは、木造阿弥陀如来坐像のある厳かな部屋。

忍者が阿弥陀如来坐像の前に置かれた巻物を手にし、振り返ると…

そこには、忍者を待ち構えていた侍が!刀を振りかざす侍をかわし、ものすごいスピードで走り抜ける忍者。まるであざ笑うかのように、椅子の下をすり抜け、天井まで跳び上がり、侍の周りを駆け回ります。

そして忍者は、外に抜け出すと屋根や木を使い、素早く寺を後にしました。屋根の上から眺める景色は、まるでスリリングな任務を終えた忍者の解放感を表しているかのようです。このムービーを制作した一旗は、今後も「ドローン×忍者」のシリーズ展開に向けて、コラボレーション自治体・観光地・企業を募集していくとのこと。これまでにない撮影技術とワクワクするアイデアで、新たな可能性を切り拓くことに成功した事例でした。

The post ドローンを忍者に見立てた映像がコンテストで受賞!観光資源の新たな可能性を切り拓く appeared first on BuzzGang.

RSS情報:https://buzzgang.jp/main/76952