三重県観光向けのPR動画『Road Movie Mie』が、国内外の観光地のPR映像が一堂に会する「第2回 日本国際観光映像祭」の観光誘客部門で優秀賞に輝きました。この作品を手掛けたのは、映像制作から動画活用分析までトータルで提案する株式会社サムシングファン。三重県の5つのエリア「北勢、伊賀、中南勢、伊勢志摩、東紀州」の各特色に着目し、南から北へのぼるように紹介しています。まるで旅行をしているような感覚になる映像作品をぜひご覧ください。

東紀州・伊勢志摩

「つづきは三重で」というキャッチフレーズと共に、東紀州の早朝の様子が映し出されました。尾鷲市の海辺では、早朝から漁業を営む人たちが働いています。

実は、三重県は周りに大阪・京都・奈良という観光客の多い都市が数多くあるにも関わらず、観光先の候補に入ることが少ないそう。そこで今回の作品では、選択肢の候補にあげてもらえることを目的として制作されました。“つづきは”というキャッチフレーズの言葉には、そんな願いが込められているんですね。

東紀州は、国の名勝・天然記念物として知られる鬼ヶ城がある他、全国でも有数の透明度を誇る銚子川など、自然の大きさが感じられるエリア。映像では、この地の美しさのみならず、清々しい空気感までもを捉えています。

伊勢神宮があり全国的にも有名な伊勢志摩エリア。伊勢名物「赤福」本店もあるおかげ横丁は、多くの観光客で賑わっています。その他にも、伊勢志摩エリアは「二見興玉神社」や「夫婦岩」など、見所がたくさんあるようです。

伊賀・中南勢・北勢

三重県の北西に位置する伊賀エリアにやってきました。

伊賀と言えば、忍者の里。ローカル線「伊賀鉄道」は、漫画家の松本零士さんによる個性的なデザインで、一度見たら忘れられないインパクトがあります。

「伊賀流忍者博物館」で行われる忍術ショーには、多くの観光客の姿が。当時、実際に使われていたという手裏剣や、刀を使ったステージは迫力満点です。

続いて、三重県の中央付近に位置する中南勢。こちらは、豪壮な高石垣を残す「松坂城跡」や、御影堂と如来堂の2つが国宝に指定された「高田本山 専修寺」があるエリアです。中心地の津市は、美味しい鰻屋さんが多いことでも有名です。

最後は、三重県の北に位置する北勢エリア。幻想的で壮大なイルミネーションが美しい「なばなの里」や、工場夜景の聖地とされる「四日市コンビナート」が有名です。さらに、インスタ映えすると話題の「いなべ市農業公園」の梅林も綺麗に咲き誇っています。

三重県を5つのエリアに分け、旅行しているような流れで紹介したこの作品は、現地の空気感までもを映像に捉えており、思わず行きたいと感じさせる魅力に溢れていました。観光向けのPR動画を制作したい方々の参考にもなりそうな事例でした。

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