アンドロイド指揮者「オルタ3」
機械がむき出しのアンドロイド「オルタ3」。暗闇の中で光るその姿は、独特の存在感を放っています。すると次の瞬間、コンサート会場の開演ブザーが鳴り、続々とステージに向かうオーケストラの足元が映し出されました。メンバーたちは、早速チューニングを始めます。
これから行われるのは、アンドロイドと人類による、モバイル通信の進化を奏でる演奏会。オーケストラの傍らで見守る関係者のモニターには、3G回線と表示されています。
そして、その演奏会で指揮者を務めるのが「オルタ3」。あらゆる分野のパイオニアが開発に携わったアンドロイドで、専門家の英知の集結によって指揮技術を習得したそう。一体、どんな指揮を見せてくれるのでしょうか。
オーケストラがチューニングを終えると、その様子を見渡す「オルタ3」。静寂の中、「オルタ3」が手を上げると、オーケストラも一斉に、楽器を持って構えました。
進化していく『G線上のアリア』
ところが…
はじまった演奏は全く揃わず、お世辞にも上手いとは言えません。それもそのはず、3G回線で動く「オルタ3」の指揮はあまりにも遅すぎて、オーケストラは困惑するばかり。特に管楽器のメンバーは、息が続かず苦しそうです。
しかし、4G回線に切り替わると、「オルタ3」の指揮も『G線上のアリア』に適したスピードに。オーケストラの面々も落ち着きを取り戻し、本来の力を発揮するように、優雅な音色を奏でています。
さらに、5G回線になるとスピードが一気に加速。同じ曲とは思えないほど、躍動感にあふれた演奏に切り替わりました。オーケストラの面々にも笑みがこぼれ、楽しく演奏している様子が伝わってきます。
「私たちの限界が、その時代のベストであるために。スピードに着実な進化を」というナレーションのとおり、5Gの分野に積極的に取り組んできたNTTドコモ。今回のスペシャル動画はとてもインパクトのある内容で、5Gの凄さが迫るように伝わってきましたね。このダイナミックな演奏を見たワクワク感が、企業への期待感にも繋がっていきそうな事例でした。
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