今年、「正月がなかった」のは僕だけではないのではないだろうか、多くの芸能人がハワイで正月を過ごし、年末年始番組の多くは撮り溜めであって、ホノルル空港やワイキキの5つ星ホテルの前にはテレビクルーが待ち受けていて、という光景は、そうでなくともアウトオヴモードになりかけていたとはいえ、ここ数年は構造的に無理になったままだ。
もちろん僕がいかにハワイを愛していても(恥ずかしながら初めて書くが、僕は二度目の結婚式はハワイアンヴィレッジーワイキキビーチで最も偉大なレトロホテルーで挙げ、パーティーはハワイでも有数な、新興おしゃれ地区の、かなりイカした巨大なカフェ空間で行なった。思い出すに我ながらーというか、2人目の、女優の様に美しく聡明な妻が全部仕切ったのだがー腹が立つほどお洒落なパーティーだった。ブルータスが取材に来てもゼクシィが取材に来てもなんら問題はなかったと思う。というか、両誌にとって、かなり有益な記事になった筈だ)、正月をハワイで過ごすほど儲けていない。というか、正月は東京に限る。
僕は、とにかく東京の正月が好きである。東京が好きで正月が好きなのでワンプラスワンがいくつにカウントされるのかわからない。伊勢丹で10月には節を予約し、知人の酒造りから最高の純米吟醸無濾過を一升便で送ってもらい、行きつけの寿司屋から鯛の塩焼きをやって貰って、丸鶏1匹から清湯を作って雑煮にし、東宝60年代のDVDを見ながら数日ゴロゴロするために生きているのだな、と思う時さえある。
しかし今年は違った。僕は「新音楽制作工房」の立ち上げに際してPCにLINEまで搭載し、「岸辺露伴」のオンエア日にチャンネルを立ち上げるべく奮闘し(僕以上に奮闘したのがあのギルドのメンバー達だが)、大晦日のDJのために選盤とサバールの練習をし、正月は、セブンで売っている、よく知らないビオワインでモスチキンを食いながら2日間だけゴロゴロし、「お正月」は高速で通り過ぎていった。<疲れて2日ぐらい何もできず、ぐったりしていた>という、半年に1回ぐらいやるアレと何も変わらない。
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>>37
これは何度か過去に発言したり書いたりしてきているのですが、僕は自分の体が動くうちに、グランドキャバレーの経営者になりたいですね。っていうか、頓挫しましたが、ブルーノート東京の株を買い占めようかと本気で思った事があります笑。
チャモロは流石に「東京のが美味い」とは言えないソウルフードの一つですね。日本でほぼ唯一の本格的なブラジリアンBBQのチェーン「バルバッコア」の裏原宿店の店員にペルー人がいて、賄いのチャモロがすごくうまい。という都市伝説を聞いた事があります(キラースメルズから笑)。
「最後の曲」というのは「ルペべレスの葬儀」ではなく、アンコールの「大空位時代」の事ですよね?あの曲だけメジャーキーなんですよ。関係あると思いますね。あけましておめでとうございます。
(著者)
>>38
配信でのご鑑賞ありがとうございます!演奏家の動きを見よう見まねでやっているうちに憑き物が取れる。というのは非常に健康的な事です。赤ん坊は親の動きの真似をします。大人は「動きを真似る」に際して、かなりの自意識が入ってくるので、ライブを見るのはそういう効用もあります。サバールは動画があるので笑、おヒマでしたらどうぞ。
お祖母様子だったのですね。知己なく無礼ギリギリですが、ご冥福をお祈りいたします(屈折したお爺ちゃん子として)。
「5小節目」というのはコード進行的に泣きのスイッチというかヒットポイントですね、和製の耳がよろしいとお見受けしました。
(ID:116372234)
>>36 おお、やったぁ! なんか嬉しい笑
まぁでも普通は聞かないっすよ。
野暮天っぽいから笑
全力疾走も、サントリーホールの時から「えらく大袈裟な動きで入ってくるなぁ」と不思議に思ってたので、これまたスッキリ。
シューズまで揃えてるのは、ちょうど席の角度的によく見えたので、気づきましたよ。
ジャケットと同じくスタッズ?付きでしたか。
(あのラペルの飾りならタイは無しでも良さそう、とか。)
ところで、フルオーダーとすると、座って演奏する方々は「立った状態」と「座った状態」どちらに合わせて採寸するんですかね笑
テレビ観てると、座ってボタンをとじるせいで、ジャケットの肩周りガタガタに浮いてる人が多くて… あれは美しくないと、つい目がいってしまう笑