santafede33 のコメント

ラテアメリカの多くの首都が高地に作られているので、イメージに反して、暑い国というのはほぼ適用されない。どちらかというと、常春の国が多く、シャツだけで通年過ごすということが殆どだ。だが、冬になると一日の中での寒暖差が20度を超え、1日の中に四季があるとも言われる。そこまで気温差があれば、浮遊感を生活しながらも感じる。またその高地というのは、2000メートル以上の場所が殆どなので、僕らの心臓は本来の働きよりも大分少ない。血を巡らせるために、より強い鼓動が必要になる。

色々な衝動がある。死にたい、叩きたい、切りたい、踊りたい、愛したい、食べたい、などなど。だが、それは世界の色んな場所で上手く発散できたり、出来なかったりする。

祖国に帰るたびに思うのは、日本は、働きたいという衝動の発散がうまい、よく循環していると感じる。世界中のどこの都市にも、ここまで勤勉で効率的で働く快楽を発散させている人々を、僕は見たことがない。それは、とても幸福なことだと思う。誰かに何かを求められて、それを遂行する。つまり、相手に喜んでもらうということだ。ここでいう、働きたいとは、労働とは違う。ただの、働きたい、という欲求だ。そこには、誰かがいる。

何十回目のNavidadを当国で過ごし、年末年始を越した。国の中に、楽しみたい、という衝動が満ち溢れているのを感じる。そして、それを上手く発散する。楽しみたいという衝動と、その遂行に迷いも衒いも何もない。こちらで日々行われる陰惨な暴力さえも、根源にその衝動を感じる。何故なら、楽しみ方は、人それぞれだからだ。
楽しみたいということに対して、国も誰も何も咎めない。僕らは、放っておくし、おかれてる。
これまでもこれからも。
誰も何も言わない。
誰にも何も言わせない。
もし言ったら、殺す。
文字通り、本当に殺す。これまでそうしてきたように。

暗い歴史の影が、僕らを夜の世界に押しやり続けているのかもしれない。少なくとも、昼の世界では、僕らはあまり息をしていない。

マチョとエンブラは、そんな僕らと世界を繋ぐか細い架け橋のようなものかもしれない。


ニューラテンクォーターで一番出たのはラーメン、というのは素晴らしいですね。こちらでは、間違いなく、チャモロになると思います。チャモロをどう煮るのか?ここが各店舗の勝負どころです。

もし日本にそうした踊りの殿堂が復権したならば、一生、尊敬します。いや、帰国も検討するほどですね。是非、行ってみたい。

最後の曲素晴らしかったです。
踊りたい私と踊りたくない私、踊りたいあなたと踊りたくないあなたの4名のプレーヤーのせめぎ合いが良かったです。

大儀見さんが、サンテリアのコジャールを付けられてましたね。Yemayáの日まで、あともう少しです。

東京の正月は雪だったのですか。素晴らしいですね。私も、僅差で正月が一番好きです。

No.37 34ヶ月前

このコメントは以下の記事についています

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

ビュロー菊地チャンネル

ビュロー菊地チャンネル

月額
¥880  (税込)
このチャンネルの詳細