ビュロ菊だより

<菊地成孔の日記 2021年4月6日 午後5時記す>

2021/04/08 11:00 投稿

コメント:12

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 サウンドチェックとリハとカメラテストが終わったら、開演まで2時間の暇ができた。今日は(こんなにいっぱい出るのに)喫煙者が僕しかおらず、喫煙ブースでも会話がなく口さみしい。メンバーは世代別に割れてしまって、全員で話が盛り上がったりしない。ジャズはかなり個人主義的なので、出かけてしまう人もいる。馴染みである類家くんも珠也も「お前ら、オシか?」と言うほどの訥弁だ。類家くんなんか「こないだはお疲れ様でした」と、憂いの横顔で一言いって、どこかに消えてしまった。

 

 会場の30分前からホールスタッフの点呼と、今日の営業の注意点の確認が行われる。ブルーノートのホールスタッフは3階層に別れていて、全員で21人だ。

 

 なので、そこにシレッと加わる事にした笑。

 

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コメント

菊地さんの赤いシャツのチラ見せがカッコよかったです。演奏も素晴らしく、素敵な時間をありがとうございました。

No.10 37ヶ月前
userPhoto 菊地成孔
(著者)

>>9

 いやいやあれは日記中にある通りコスプレですよ笑。ノイズを出す特殊奏法をベースに、フェララオの口癖みたいなのを器用に真似ただけで、技量と呼べるようなものではないです笑

 直さんは、僕よりも年齢も上で、デビューも早いですが、もう、デビューした頃からコルトレーンスタイルで一貫しています。100回ぐらいライブ見てると思いますが、一回もコルトレーンじゃなかったことないので笑、あの日は何の違和感もなかったし、リーダーこそ珠也で、ブルーノートの告知動画こそ(インパルス!契約者、ということもあって)僕でしたが、ミュージカルディレクターは直さんで、楽譜を書き、リハを仕切りました。だからもう直さんは「全身コルトレーン」なんで、僕みたいな近代人の煩悶はなかったと思うし、隣で聴いてて、「やっぱこの道一筋の人はすげえな」と思いました。

No.11 37ヶ月前
userPhoto 菊地成孔
(著者)

>>10

 いやチラ見せというか笑、単にインナーに赤いポロシャツを着ていただけで、日記にあるように、あれはアーチーシェップのコスプレですし笑、暑くなってジャケット脱いだら、他全員の(「アセンション」の録音は6月末か7月初頭、すなわち猛暑で、大人数が押し込まれたスタジオも、絶叫が延々と続く演奏も熱く、ほぼ全員が半袖のポロシャツでレコーディングしています)コスプレになるので、便利だなと思って笑、スーツと赤いポロシャツでやりました。ライブはこのままの流れでゆくと、やっぱりどこかで再演があるようですのでお楽しみに!

No.12 37ヶ月前
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