サウンドチェックとリハとカメラテストが終わったら、開演まで2時間の暇ができた。今日は(こんなにいっぱい出るのに)喫煙者が僕しかおらず、喫煙ブースでも会話がなく口さみしい。メンバーは世代別に割れてしまって、全員で話が盛り上がったりしない。ジャズはかなり個人主義的なので、出かけてしまう人もいる。馴染みである類家くんも珠也も「お前ら、オシか?」と言うほどの訥弁だ。類家くんなんか「こないだはお疲れ様でした」と、憂いの横顔で一言いって、どこかに消えてしまった。

 

 会場の30分前からホールスタッフの点呼と、今日の営業の注意点の確認が行われる。ブルーノートのホールスタッフは3階層に別れていて、全員で21人だ。

 

 なので、そこにシレッと加わる事にした笑。