チェット・ベイカーの映画(以下「チェット映画)って、そんなに作りたいんですかね。「レッツゲットロスト」1本あればそんで映画史的に充分だと思うんですが、ついこないだ、中年クライシス丸出しの(頑張れよ!オレの7こ下なのにクライシス丸出し!あれ絶対「6歳の僕が大人になるまで」で壊れたと思うんですが、7こ下って、70年生まれなんですよ。1960年代を「ギリで」知らない、っていうのは、中年になってから苦しそうな感じがするんですよね。「ギリで」が重要なんですが。僕と同いのタランティーノはムッチャクチャに元気ですからね)イーサン・ホークが「ブルーに生まれついて」っていう、かなりギリギリのチェット映画作って、主演もして、あまつさえ「マイファニーヴァレンタイン」まで歌っちゃったのね(しかもオリジナルキーの半音下で・泣笑)。