>>25 na85さん 自分の胸に手を当てて考えた時に確信したのですが、 「人は弱い生き物」です。 背負う重荷に耐えかねて、 責任回避を図りたくなるからです。 でも本当に肝の座った人間の方が珍しいでしょう? だから「日本列島が卑怯者の島」かもしれない。 …と、一度、大胆に開き直ってしまえば、 国民(他人)の無関心や無気力に失望するという労力は最小限に留めて、物事を考えることができます。 【安保法制と戦死者の祀り方】は、 「周りを見渡す」ではなく、「私個人」として、 考えておかなければならないことだと感じます。 戦死者を「心ならずも戦場に赴いた人々」と捉えるのならば、それは顕彰される『英霊』ではなく、重荷を押しつけられて潰れてしまった『犠牲者』になってしまう。 もちろん、戦場で倒れた兵士は、 「凄まじい葛藤の末に戦場に赴いた人々」が 大多数だったと思います。 当然のことながら「自由参加」ではない。 だ、けれども、 「心ならずも」という態度で戦死者を祀るのは、 『国と国民の関係性』が根本から成り立たなくなると 危惧します。 また「主体性をどこまでも放棄」する先には、 人間ではない何かになってしまうと 危惧します。 そして考えておかなければならないことは、 自分自身は、どのように戦場に赴くのか? 背負う重荷に耐えかねて、 責任回避を図りたくなる私が、 一体どのような態度で臨み、 その死後は、一体何を望むのか。 これからも考えを積み重ねていきたいと存じます。
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(ID:13193453)
>>25 na85さん
自分の胸に手を当てて考えた時に確信したのですが、
「人は弱い生き物」です。
背負う重荷に耐えかねて、
責任回避を図りたくなるからです。
でも本当に肝の座った人間の方が珍しいでしょう?
だから「日本列島が卑怯者の島」かもしれない。
…と、一度、大胆に開き直ってしまえば、
国民(他人)の無関心や無気力に失望するという労力は最小限に留めて、物事を考えることができます。
【安保法制と戦死者の祀り方】は、
「周りを見渡す」ではなく、「私個人」として、
考えておかなければならないことだと感じます。
戦死者を「心ならずも戦場に赴いた人々」と捉えるのならば、それは顕彰される『英霊』ではなく、重荷を押しつけられて潰れてしまった『犠牲者』になってしまう。
もちろん、戦場で倒れた兵士は、
「凄まじい葛藤の末に戦場に赴いた人々」が
大多数だったと思います。
当然のことながら「自由参加」ではない。
だ、けれども、
「心ならずも」という態度で戦死者を祀るのは、
『国と国民の関係性』が根本から成り立たなくなると
危惧します。
また「主体性をどこまでも放棄」する先には、
人間ではない何かになってしまうと
危惧します。
そして考えておかなければならないことは、
自分自身は、どのように戦場に赴くのか?
背負う重荷に耐えかねて、
責任回避を図りたくなる私が、
一体どのような態度で臨み、
その死後は、一体何を望むのか。
これからも考えを積み重ねていきたいと存じます。