>>52-53:童人さん 童人さんの沖縄人としてのパトリオティズムと日本人としてのナショナリズムを共に強く持つ姿勢をいつも(掲示板時代から)尊敬の念をもって見ております。沖縄問題ではいつもそうですが、今回も恥じるべきは本土の人間のほうです。これは間違いなくそうです。 仲井間知事は、普天間の周辺住民の安全および沖縄振興予算満額による県民への行政充実と、県外移設から県内移設への主張後退と辺野古周辺住民の新たな負担発生とを量りに懸け、苦渋の選択を迫られた結果、世界一危険な普天間基地周辺住民の安全確保を取ったのだと考えます。さらに現在では尖閣情勢緊迫化に鑑み県民全体の安全も確保しなければならず、米軍プレゼンス効果のみに頼って自衛戦争すらできないまま放置する安倍自民党では、沖縄に戦力が集まっていたほうが良いという判断に傾かざるを得なかったのかもしれません。政治家として、沖縄県知事として、さらには日本防衛の最前線にいる一日本人としても、ギリギリの決断をされたのだと思います。 これに対して安倍は、将来の米国からの独立や沖縄からの米軍完全撤退を約束することは当然なく、これまでの自民党政権がやってきたように、ただ沖縄県民の頬を札束ではたくだけだったわけです。その上、普天間問題が一段落したことに気を良くしたのか、安倍は失政によって低下した支持率の回復と自分の支持層へのアピールを目的として靖国参拝を敢行し、さらなる周辺事態の緊張激化をもたらしました。つまり、ますます沖縄米軍基地の必要性を高めるという最低の愚策をやらかしたわけです。 中国は国内世論の高まりから日本に対して一歩たりとも引けない状態となり、それは米国にとっても非常にやっかいであるため、今後安倍政権および日本国は中国・韓国に対して両国の世論を抑えこめるだけのペナルテイーを含んだ屈辱的な外交政策を米国からも強いられ、その上米国からの直接的ペナルテイーも特にTPP交渉において支払うことになるでしょう。またIAEAなどを通じて旧戦勝国からウランの輸入・精製・再処理を強要され続けもするでしょう。結局安倍の靖国参拝は周辺事態の悪化と米国の怒りをもたらすだけに終わるものとなりました。沖縄県民にとっては辺野古を差し出した上に侵略のリスクまで高められたわけです。仲井間知事にとっては、普天間問題解決で安倍の落ちかけた支持率回復に貢献してやったのに裏切り以外の何物でもないでしょう。 沖縄戦において太田実中将が自決前に送った電文「県民に対し後世特別の御高配を賜らんことを」は戦後70年近く経っても裏切られ続けています。「特別のご高配」はカネで解決できるものでは絶対になく、これはやはり米国からの独立と米軍の沖縄からの撤退を実現せねば完遂されたとは言い難いのではないかと考えます。それが実現するまでは本土人は過去・現在・未来の沖縄人に申し訳が立たないと考えます。また首相が靖国神社を参拝するのなら、全ての戦勝国からの真の独立成ってからでなければ沖縄戦で散った英霊に会わす顔がないはずであり、その資格がないと考えます。当然天皇陛下のご親拝もそれ以降でなければ陛下ご自身も納得されないように思います。 全ての問題はポチか非ポチかに収斂されている na85
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>>52-53:童人さん
童人さんの沖縄人としてのパトリオティズムと日本人としてのナショナリズムを共に強く持つ姿勢をいつも(掲示板時代から)尊敬の念をもって見ております。沖縄問題ではいつもそうですが、今回も恥じるべきは本土の人間のほうです。これは間違いなくそうです。
仲井間知事は、普天間の周辺住民の安全および沖縄振興予算満額による県民への行政充実と、県外移設から県内移設への主張後退と辺野古周辺住民の新たな負担発生とを量りに懸け、苦渋の選択を迫られた結果、世界一危険な普天間基地周辺住民の安全確保を取ったのだと考えます。さらに現在では尖閣情勢緊迫化に鑑み県民全体の安全も確保しなければならず、米軍プレゼンス効果のみに頼って自衛戦争すらできないまま放置する安倍自民党では、沖縄に戦力が集まっていたほうが良いという判断に傾かざるを得なかったのかもしれません。政治家として、沖縄県知事として、さらには日本防衛の最前線にいる一日本人としても、ギリギリの決断をされたのだと思います。
これに対して安倍は、将来の米国からの独立や沖縄からの米軍完全撤退を約束することは当然なく、これまでの自民党政権がやってきたように、ただ沖縄県民の頬を札束ではたくだけだったわけです。その上、普天間問題が一段落したことに気を良くしたのか、安倍は失政によって低下した支持率の回復と自分の支持層へのアピールを目的として靖国参拝を敢行し、さらなる周辺事態の緊張激化をもたらしました。つまり、ますます沖縄米軍基地の必要性を高めるという最低の愚策をやらかしたわけです。
中国は国内世論の高まりから日本に対して一歩たりとも引けない状態となり、それは米国にとっても非常にやっかいであるため、今後安倍政権および日本国は中国・韓国に対して両国の世論を抑えこめるだけのペナルテイーを含んだ屈辱的な外交政策を米国からも強いられ、その上米国からの直接的ペナルテイーも特にTPP交渉において支払うことになるでしょう。またIAEAなどを通じて旧戦勝国からウランの輸入・精製・再処理を強要され続けもするでしょう。結局安倍の靖国参拝は周辺事態の悪化と米国の怒りをもたらすだけに終わるものとなりました。沖縄県民にとっては辺野古を差し出した上に侵略のリスクまで高められたわけです。仲井間知事にとっては、普天間問題解決で安倍の落ちかけた支持率回復に貢献してやったのに裏切り以外の何物でもないでしょう。
沖縄戦において太田実中将が自決前に送った電文「県民に対し後世特別の御高配を賜らんことを」は戦後70年近く経っても裏切られ続けています。「特別のご高配」はカネで解決できるものでは絶対になく、これはやはり米国からの独立と米軍の沖縄からの撤退を実現せねば完遂されたとは言い難いのではないかと考えます。それが実現するまでは本土人は過去・現在・未来の沖縄人に申し訳が立たないと考えます。また首相が靖国神社を参拝するのなら、全ての戦勝国からの真の独立成ってからでなければ沖縄戦で散った英霊に会わす顔がないはずであり、その資格がないと考えます。当然天皇陛下のご親拝もそれ以降でなければ陛下ご自身も納得されないように思います。
全ての問題はポチか非ポチかに収斂されている na85