magome のコメント

>>140 諫議大夫さん サッカリンというよりも大東亜戦争末期から占領期までの物資不足がより甘味料への要求を高めたのだと思いますが、問題はパンを悪者にしたところで解決はしないということなんです。なにしろ、パンもげんりょうは小麦であって、日本神話でスサノヲがオオゲツヒメを殺したときに遺体から出てきた五穀に麦が含まれていたことから、国内産の小麦で作ったパンであれば日本人の味覚に合ったパンが出来ると思います。
 問題なのは食生活の欧米化なのではなく、過剰な科学依存による食糧生産の近代化が我々の体に影響を与え始めていると見ていまして、例えば、魚であっても抗酸化剤などが多量に使われた原料で作られた配合飼料で大量養殖された場合、それは人体に良い影響を与えるとは思えません。化学肥料や農薬によって大量栽培された農作物でも同じですし、肉骨粉で大量過密飼育された家畜でも同じだと思います。もちろん、これら問題ある食材には酸化防止剤などが添加されるなど、薬品などが添加された輸入食材も含まれます。
 日本國内でだって小麦や蕎麦などのほかの穀類栽培に適した土地もあれば米に特化した土地もあり、それが地方色豊かな郷土料理と文化を作り上げてきたのだと思います。しかし、市場に過剰に依存してきた結果、国内で生産される食料が極めて限定されてしまい、その限界が我々人体にも出始めているのだと考えています。これは日本に限らず、欧米などでも同じだと思います。欧米の料理でも原料に本物を使えば肥満などの生活習慣病が大発生することもないと思いますから。結局はパンであれ、米であれ、本物を求めなければ人体に好影響を与えることはないということなんだと思います。
 あと、>>133 で取り上げられている内容ですが、これは「新・ゴー宣」の第六巻の第68章の内容です。この章では韓国人の抗議で、この韓国人の横暴な態度は嫌韓派の嫌韓運動の理由として取りあがられています。当時はこれら理不尽な抗議や罵倒は朝鮮人、支那人、韓国人の専売特許と見ていたのですが、日本人も同じことをやるようになってきたことから、この理不尽な抗議の増加の背景には嫌韓、嫌中運動による影響もあると思えたなりません。自國民の民度の低下はやはり、グローバル化による影響とみられることから、やはり、グローバル化なんてろくでもないことしか起こらないという結論に達します。

No.142 136ヶ月前

このコメントは以下の記事についています

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

小林よしのりチャンネル

小林よしのりチャンネル

月額
¥550  (税込)
このチャンネルの詳細