泉美木蘭のトンデモ見聞録・第219回「河野大臣、『中国やロシアのワクチンデマ』って何ですか？」
　記事を読んでいて、要はどこの国も怨霊信仰など持っておらず、自国の製品を普通に普及させたいと思っているのかな、パニックになった時の人間は何でも信じ込んでしまうのかな、といったところです。大企業が影で陰謀を企んでいるとか、秘密結社があるという思想は、一見突飛なようでいて、実はそういうからくりがあるかも知れないと、単純に信じ込んでしまうものなのかな、と。
　確かにキリスト教などにも原罪意識があり、人は生まれながらに罪を犯している、という思想があるのだけれども、その罪は律法をまもれば主によって救われるとか、イエス・キリストがすべて肩代わりしたとかいう考えがあり、それがルネサンスや産業革命、宗教改革などに繋がっているのだから、「自由」というものへのとらえかたが日本人などとは異なっているのだろう。こちらには自然を人間の思いのままにするという考えがあり、世界を人間の都合のよいように改造してもOK、うめよ、そだてよで、「設計主義」ということになるのかも知れない。
　いずれにしても、個人が何を信じるかはこちらでは自由であり、国の政策を認めるか、商売にならないからと店を開き、おばけに扮した警官におどされたり、放水で強制的に、といった事態にもなるのかも知れない（NEWS23でみたインドネシアの例ですが）。
　その意味で、まだデマがまかり通るわけで、ある意味、全体で自粛の日本よりは幸せなのかも知れない。ワクチンで身を守る、という行為にも、まだ主体性が感じられる（あやまっているにせよ）。
　ただ、共通するのは、民意だけを信じ込むと、人は堕落する、衆愚政治におちいる、その点では、みんなで仏教を信じ、そのように行動しようとした律令政府の方がまだ少しはましなのかも知れない。

　話が脱線しましたが、河野太郎のデマの追究を期待しています。

　何だか、あまりうまい感想にはなっていないですけれども、時間がないので、こんな程度です。個人的な話ですが、これから早出の仕事です。まだ少し時間があるけれども、すぐにタイムリミットが来てしまう。
　手遅れにならぬうちに、みんなが目を覚まして欲しいのですが。

　最後に、青ネギさん、しゃべクリMVPおめでとうございます。北海道はいかがでしたでしょうか。自分はこういう状況なので、ちょっと遠出は難しいですが、その分、頑張って欲しいです。

>>247
　安彦良和さんは、漫画よりも、アニメを制作して欲しい、とガンダムファンの私は思うのですが、これも本人の意向次第なのかな。ただ、富野由悠季にしかできないことがあるように、安彦さんにしかできないことって、あると自分は思います。
　今のアニメーションの絵は綺麗で、魅力的なものも多いのかも知れないけれども、自分はライディーンとかの時代の絵も現代に復活して欲しい、と願います。

　くだらないことばかり記しましたが、名古屋の方は、何とかできぬものか、考えている最中です（日帰りできるので）。こちらもはやくしないと締め切りかな。
　それでは、次号を期待します。