>>83
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0d351bfe4b13b7f2e0e638d793b0bbced0273ef

北海道でもマスク降機事案、今回はJALグループ（北海道エアシステム運航便）の奥尻発函館行きです。
北海道エアシステム（HAC）は道内路線主体の会社です。
降機理由はPeach事案と同じく航空法に定めのある「安全阻害行為」という判断ですが、出発前に降機指示でした。
以下のような理由でPeachより早い判断になっていると思われます。

・HACの機材は「ATR42-600」・「SAAB340B」
（どちらも定員50名未満。Peachは上記より定員が多い「エアバスA320」）
・HACでは客室乗務員は（研修生が乗務の場合等以外）「1名」のみ。
（CAは定員50名ごとに1人配置が必要です。Peachは機材がエアバスA320（180名）なのでCA4名）

降機を指示された方は「以前（飛行機に）乗った時に気を失い、目の前が真っ白になったことがある」とのことです。
でも、「客室内では症状について明らかにしたくなかった」とのことなので、HAC側もPeach以上に「極めて難しい判断」だったかもしれません。

落としどころとしては、「発達障害」「知的障害」「皮膚炎」「呼吸器疾患」等具体的な障害名・病気名を明らかにして、航空会社やホテルなどに事前相談するのが最もベストと言えますが、どうしても障害・病気はセンシティブな部分になるためあまり公にしたくない方もいらっしゃいます。（自分であれば割り切って障害名等を明らかにして相談するのですが…）
>>83ではPeachで降機指示された方を「詰めが甘すぎる」と書きましたが、その方も同じように病気等を明らかにされたくなかったとのことですので、「詰めが甘すぎる」は書きすぎだったかもしれません。

航空会社やホテルなどでは、「発達障害」「知的障害」「皮膚炎」「呼吸器疾患」等でマスクが着用できない場合は、事前にご相談くださいと明示する必要があると思います。無用なトラブルになるのを防ぐ観点からも。