久保田達也・大沼雅也・積田淳史(2024)専門家ユーザーによるイノベーションへの関与と障壁―医師を対象とした実証分析―.日本経営学会誌56: 45-58.
製品ニーズは常にユーザーの心中にあるのだから、ユーザーにイノベーションに参加してもらってしまえば製品の進化が加速するだろう。これがユーザーイノベーション理論の原点。
では、ユーザーの製品革新活動への参画を阻害すのは何か。
これを81名の医師への質問票調査から明らかにした。
・評価や昇進につながらない
・本務に時間を使いたい
・自分の知見が当該製品の発展に寄与しない
この3つくらいの因子があることを見出した。
だとすれば、ユーザーにイノベーションに参加してもらうには、第1第2の事項から、
・評価や昇進と結びつける
・時間の余裕を作ってもらう
が大切だということになる。
そして実は第3の要因がポイントで、自分の専門は無関係だと思っていても、イノベーション推進側から
製品ニーズは常にユーザーの心中にあるのだから、ユーザーにイノベーションに参加してもらってしまえば製品の進化が加速するだろう。これがユーザーイノベーション理論の原点。
では、ユーザーの製品革新活動への参画を阻害すのは何か。
これを81名の医師への質問票調査から明らかにした。
・評価や昇進につながらない
・本務に時間を使いたい
・自分の知見が当該製品の発展に寄与しない
この3つくらいの因子があることを見出した。
だとすれば、ユーザーにイノベーションに参加してもらうには、第1第2の事項から、
・評価や昇進と結びつける
・時間の余裕を作ってもらう
が大切だということになる。
そして実は第3の要因がポイントで、自分の専門は無関係だと思っていても、イノベーション推進側から
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