3月4月という時期は、とんでもない量の提携関連の話が入ってきます。日々どこかと協業の相談をしています。そんな中でも、つくづく感じるのが、ギブとテイクのバランス。

商売の上手さとは、つまるところギブとテイクのバランス感がよいことではないかと感じます。

●まずギブができない人。本当に、商売に向いてません。
●テイクが早い人。こちらとしては構わないけれども、果実を育ててから取る感覚がないので、話が小さくまとまる感じ。

ただね、もっと困るケースがある。それは、

●こちらからのギブを受け取ってくれない人。

これが一番、商売相手としては困ります。
やさビの講座使っていいよ、やさビのプラットフォームを活用してよ、と提案しても、別にそれはいらないな~という反応をされることが、まれにあるんです。

これ、本当に商売としてはやっちゃいけないレベルのことです。
まあ、多くの方がお分かりになると思いますが、これって、

【こちらのプロダクトを無価値であると考えている】

という意思表示ですよね。
そこは形だけでも「有難いお話しです!」と返してもらえないと困る。実際に協業の形が描けるかはともかく、検討はしてもらえないと困るわけです。

それでは引き続き検討していきましょう~なんて言いながら早々に面談をクローズして、あとはフェードアウト…になってしまうのもご容赦いただきたい。

ギブとテイクとは、法人同士での、お互いのプロダクトへの敬意の交換ですね。

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p.s. 私が過去に経験した一番ひどい商談相手は「大学の講義を聞いているだけじゃ人材は育ちませんよね。ですからこういうプログラムを御社と一緒に構築したいです。」でした。