━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
                 ☆ メルマガPLANETS vol.48 ☆
~なぜインターネットは(まだ)政治を変えることができないのか~
           発行:PLANETS  2013.9.7 (毎週金曜日発行)
                  http://wakusei2nd.com
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

こんにちは。PLANETS編集部・秘書A子です。
今週の金曜日も、「メルマガPLANETS」をお送り致します。

昨日は遂に連続講座「プレ・母性のディストピア」が最終回を迎えました!
6月から月に一度のペースでやってきたリアルイベントは、
通し券で皆勤賞の方もいらっしゃったのでは?
「最近会員になったんだけど、そんなのやってたの!?」という方は、
下記リンクより過去アーカイブ動画をご覧下さい。

▽PLANETSチャンネル:動画
http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/video

そして、早速9月も2回目のイベントが決定しました!

▽9/25(水)20:00~家入一真×高木新平×堀潤×宇野常寛@高田馬場10℃AFE
「なぜインターネットは(まだ)政治を変えることができないのか」


今夏のネット選挙運動解禁。事前に大きく騒がれた(?)割には、
蓋を開けてみると拍子抜けの結果だった、と感じた人も多かったのでは?
SNSやインターネットでは、<昼の世界>の政治を変えることは(まだ)できないのか!?
このテーマに、「男子会2.0」以来の出演となる家入一真さん、
「ノマド論最終決戦」での活躍も記憶に新しい高木新平さん、
そしてこの度、初の著書を上梓する堀潤さんの3名をお迎えして語ります!

これはぜひ、終了後の懇親会(軽食・飲み放題付き)までの参加をおススメします。
★イベント詳細・チケットのご購入はこちらからどうぞ★
→→→ http://wakusei2nd.cart.fc2.com ←←←


それでは今週も高田馬場からお送りします、
今号のコンテンツはこちら↓
 
┌───────────────────────────────┐
├○    メルマガPLANETS  vol.48:2013.9.6
├○
├○  01.【特別掲載】嶋浩一郎×宇野常寛
├○  本と雑誌と本屋の未来
├○  第12回  宇野常寛の「脱サラ入門」
├○
├○  02.【批評】中川大地
├○  中川大地の現代ゲーム全史[日本編]
├○  第17回  アーケードの苦境の中で
├○
├○  03.【ルポルタージュ】稲垣知郎+濱野智史
├○  ちろうのAKB体験記
├○  第33回  指原莉乃の軌跡その4~さしこ、博多へ
├○
├○  04.【インタビュー】この人のこの話がききたい
├○  9月のこの人:馬場正尊さん(東京R不動産)
├○  第1回  「建築」と「メディア」をつなぐもの
├○ 
├○  05.【ノンフィクション】武本弦 ★最終回★
├○  震災離婚
├○  FINAL  せめて、人間らしく
├○
├○  06.【過去原稿】今週のお蔵出し
├○  9/7のお蔵出し:いま・ここに・潜る~宮藤官九郎、再生のシナリオ
├○           (初出:『調査情報』2013年9-10月号,TBS)
├○
├○  07.【食べ歩き】
├○  秘書A子の馬場ランチグルメ
├○  馬場グルメ二十軒目:とん太
├○                  
├○  08.【リアルタイムレビュー】中川大地
├○  じぇじぇじぇ!!('jjj’)『あまちゃん』日記
├○  第22週  「おらとママの潮騒のメモリー」
├○
├○  09.【告知】今週のスケジュール
├○                   
├○  10. 編集後記&次回予告
├○
├○                                         
└───────────────────────────────┘
※一部の連載記事については、
「メルマガPLANETS vol.47」からの続きとなっております。

▼「vol.47」へのリンクはこちらです。
http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar328742
 
未読の方は併せてお楽しみ下さい!
 
 
┏┓----------------------------------------------------------
┗■  01.【特別掲載】本と雑誌と本屋の未来
      嶋浩一郎×宇野常寛
--------------------------------------------------------------
▼本コンテンツは連載です。前回記事はこちら
http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar328742
 
第12回  宇野常寛の「脱サラ入門」

宇野  初回では世界観の話をして、その次の回ではどう編集者としての自分が対応してきたか?  ということを話したんですが、今回は宇野という、地方の私立大学を出て京都で会社員をやっていた人間が、なぜ東京で評論家をやっているのか?  ということについて喋ってきたいと思います。会社員でもない人間が雑誌を出して、生活を回していけるのか?  ということについて喋っていこうと。初回が、書籍・理論・世界観の章で、第二回が編集者としての対応というか、メディア・雑誌の章だとすると、今回は本屋・個人の章ということにしたいと思います。皆様、お手元に、僕がちょうど一年前くらいに書いた文章があると思います。この文章はメルマガの有料会員に見せているようなものなので、これはあまり流出させないで欲しいんですが、「文化系のための脱サラ入門」と題した文章を去年のコミケに書いたんです。一万字くらいですね。これは、自分がどうやって世の中に出てきたのかということを書いてみたものです。これを話の枕にしながら進めていきたいと思います。

  僕の身の回りにいる人や、ツイッターとかでフォローしている人やイベントに来てくれている人たちって、20代半ばとか後半の若いサラリーマンが多いんですよ。その人たちはSEやっていたり、出版やっていたり、メディア系の企業に務めているんだけど、わりとブラックな放送の現場にいたり、出版業界にいるんだけど自分の興味があるようなところをやっているわけではなくて語学のテキスト編集している人とか、編集部を希望したのに営業をしてる人が沢山いるんです。