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【本日開催】民藝からケアへ|鞍田崇(リアル開催&生中継あります)

2021/11/09 07:00 投稿

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  • お知らせ

おはようございます、PLANETS編集部です。

(ほぼ)毎週火曜日の夜に開催中の「遅いインターネット会議」。今月も有楽町のコワーキングスペース・SAAIでのリアル開催を実施しています!

本日開催のテーマは「民藝からケアへ」です。

PLANETSチャンネルなど各スタンドでは生中継もありますが、気になる方はぜひ会場へ遊びに来てください。

11月9日(火)19:30〜
民藝からケアへ|鞍田崇

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名もなき人々の手で作られ、日々の暮らしで使われる日用品にこそ、鑑賞のための美術品にはない「美しさ」と「いとおしさ」が宿ることを教えてくれる「民藝」。その発想は、誰かの生きづらさを日常の所作の中で共有し、世界との関係を結び直していくための現代的な「ケア」の体験とも通底していると、哲学者の鞍田崇さんは言います。

すべてが性急につながりすぎてしまった情報環境の下で、両者が培ってきた思索と実践を結びあわせながら、私たちがほんとうの意味で生活の豊かさを取り戻していくためには何が必要なのか、東京・小金井市にある「ムジナの庭」をはじめとする鞍田さんの実践を交えつつ、考えます。

▼登壇者プロフィール
鞍田崇(哲学者)
1970年兵庫県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科修了。現在、明治大学理工学部准教授。近年は、ローカルスタンダードとインティマシーという視点から、現代社会の思想状況を問う。著作に『民藝のインティマシー 「いとおしさ」をデザインする』(明治大学出版会、2015)など。民藝「案内人」としてNHK-Eテレ「趣味どきっ!私の好きな民藝」にも出演(2018年放送)。

司会:宇野常寛(評論家・PLANETS編集長)
1978年生まれ。評論家として活動する傍ら、文化批評誌『PLANETS』を発行。主な著書に『ゼロ年代の想像力』(早川書房)、『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎)、『日本文化の論点』(筑摩書房)、『母性のディストピア』(集英社)、『遅いインターネット』(幻冬舎)ほか多数。

▼タイムスケジュール
19:00 開場・受付開始
19:30 開演(オンラインで配信開始)
21:30 終演、解散

新型コロナウイルス対策のため、お早めのご来場にご協力ください。
開演後にご来場の場合は、SAAIのエントランスドア(10階・エレベーターホールを出てすぐ)が閉まっています。
エントランス付近にスタッフがおりますので、お声がけください。

▼場所
SAAI Wonder Working Community
東京都千代田区有楽町1-12-1新有楽町ビル10階
JR「有楽町駅」より徒歩1分、東京メトロ有楽町線「有楽町駅」直結
10階までエレベーターでお上がりください。エレベーターをおりると、すぐSAAIのエントランスが見えてきます。
アクセスはこちら

・会場参加をご希望の方はこちらからお申し込み下さい。
https://slowinternetmtg211109.peatix.com/view

・PLANETSチャンネルでは生中継もあります。
(タイムシフト・アーカイブあり)
https://live.nicovideo.jp/watch/lv334239224

・来週以降の「遅いインターネット会議」について詳しくはこちら。
https://slowinternet.jp/slowinternet_mtg/

☆併せてお楽しみください☆
これまで鞍田さんが登場したPLANETSのコンテンツはこちら。

モノノメ 創刊号
9月に創刊されたばかりの雑誌『モノノメ』では、鞍田さんの寄稿が掲載されています。

「生きる意味への応答──民藝と〈ムジナの庭〉をめぐって」では、西洋の哲学史や柳宗悦を参照しながら現代における民藝の意義を明らかにするとともに、その実践としての福祉施設〈ムジナの庭〉について紹介してくださっています。

特別インタビュー「鞍田さん、民藝について教えてください
名もなき人々によってつくられる日用品に潜む、鑑賞用の芸術品にはない「いとおしさ」を見出す民藝の感性とは何か。鞍田さんの活動の概略を語っていただくとともに、いまあえて民藝を振り返ることの意義を伺いました。

☆イベント登壇のお知らせ☆

・2021年11月〜1月(全3回)にかけて、NHK文化センター梅田教室のオンライン講義に宇野常寛が登壇します。
すべてオンラインで全国どこからでも受講できますので、興味のある方はぜひチェックして下さい。

「サブカルチャー論講義~戦後アニメーション(とその周辺)の精神史」
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1238120.html

『宇宙戦艦ヤマト』『機動戦士ガンダム』『風の谷のナウシカ』そして、『新世紀エヴァンゲリオン』。戦後日本の「オタク」的な文化の中心にあったアニメーションは何を描いていきたのか。「戦争と性」という主題の発展から、情報環境の変化に対する対応まで、アニメの「中」と「外」を往復するアニメ批評の決定版的な講座を目指します。

第1回(20年11月12日 19:30〜):戦後日本にとってアニメーションとはなにか
第2回(20年12月10日 19:30〜):巨匠たちの遺産と進化
第3回(21年1月14日 19:30〜):虚構の敗北した時代に、アニメーションのできること

・11月21日(日)14:00〜 @オンライン配信にて
毎年、渋谷ヒカリエにて開催の働き方の祭典「Tokyo Work Design Week」。今年はオンラインのみの開催で、「ネコ」から働き方を学びます。7日間のプログラムですが、宇野常寛は11月21日(日)14時〜の回に登壇します。

『モノノメ 創刊号』でも掲載した「猫の眼」をテーマに、ネコ(のような目線)から見た都市のあり方について話します。
お申し込みはこちらから。https://peatix.com/event/3050199/view

・代官山 蔦屋書店にて、11月26日(金)19:00より、『モノノメ 創刊号』刊行記念イベントに編集長の宇野常寛が登壇します。
「紙の雑誌の出版から文化を(なんちゃってじゃなくて、本気で)立ち上げ直す可能性とその課題について」
お申し込みはこちらから。https://peatix.com/event/3044426


それでは、本日も良い一日をお過ごしください!

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