おはようございます、PLANETS編集部です。
今日は新雑誌『モノノメ』のクラウドファンディングの最終日です! ゆっくり考える場を取り戻すための「紙の」雑誌、本日中はご支援を募集していますのでぜひよろしくお願いします。
さて、今朝のメルマガは今週のDaily PLANETSで配信した4記事のハイライトと、これから配信予定の動画コンテンツの概要をご紹介します。
今週のハイライト
8/16(月)【連載】(意識が高くない僕たちのための)ゼロからはじめる働き方改革〈リニューアル配信〉
働き方イノベーターは「選択肢」が広い|坂本崇博
(ほぼ)毎週月曜日は、大手文具メーカー・コクヨに勤めながら「働き方改革アドバイザー」として活躍する坂本崇博さんの好評連載「(意識が高くない僕たちのための)ゼロからはじめる働き方改革」を大幅に加筆再構成してリニューアル配信しています。
働き方改革に必要な、既存の枠にとらわれないアイデアを生むにはどうすればいいのか? アイデアの源泉となるさまざまな情報を咀嚼するためのセルフマネジメントの理論を紹介します。
8/17(火)インターネットをインフルエンサーの寡占から解放する方法|theLetter・濱本至
YouTuberは「将来なりたい職業」ランキング上位の常連となり、社会的な影響力がどんどん大きくなっている「インフルエンサー」。その台頭の影で、TVや出版・レコード会社などの老舗産業で特定のスキルを発揮しながら活躍する「プロ」の影響力は相対的に弱まり、インターネット空間はインフルエンサーの寡占状況に向かいつつあるようにも思えます。
この不可避にも見える流れに楔を打つ可能性があるのが、昨今注目を浴びはじめている「クリエイターエコノミー」です。果たして、インターネットをインフルエンサーの寡占から解放することは可能なのでしょうか? ジャーナリスト・専門家・作家などの個人向けニュースレター配信サービス「theLetter」を運営する濱本至さんに、事業者としての視点から、試論を展開してもらいました。
8/18(水)【連載】母と娘の物語
萩尾望都──ゆるしたい娘|三宅香帆
書評家の三宅香帆さんによる連載「母と娘の物語」をお届けしました。いよいよ本編第1回に入る今回は、萩尾望都による3作品に焦点を当てます。母娘問題を描いた作品として代表的な『イグアナの娘』、母と娘の愛着を描いた『由良の門を』そして「弱い母」による呪いを描いた『残酷な神が支配する』。萩尾望都が「母の呪い」をどう描いてきたのかに迫ります。
8/19(木)【連載】東京そぞろ歩き
JR浅草橋駅から浅草橋問屋街、国際通り、大江戸線蔵前駅まで|白土晴一
リサーチャー・白土晴一さんが、心のおもむくまま東京の街を歩き回る連載「東京そぞろ歩き」。今回歩いたのは、JR総武線の浅草橋駅から蔵前にかけてのエリア。多くの人が“浅草”と間違えて彷徨う「浅草橋トラップ」にあえて嵌まりながら、歴史ある日本有数の雑貨問屋街の周辺に垣間見える、昔ながらの街並みと現代的なセンスの再活用のおもしろさを堪能してきました。
これからの動画配信予定
8/24(火)19:30~ 遅いインターネット会議
元・歴史学者は「平成」をどう総括するのか|與那覇潤
現在PLANETSでは、「遅いインターネット」計画の一環として、評論家・宇野常寛が政治からサブカルチャー、ビジネスからアートまで、さまざまな分野の講師を招きながら、世の中の流れと近すぎない、しかし離れすぎない中距離の問題設定で参加者と共に思考していくオンラインイベント「遅いインターネット会議」の生放送を(ほぼ)毎週火曜日の夜にお届けしています。
次回のテーマは「元・歴史学者は「平成」をどう総括するのか」。
東西冷戦の終焉とバブル経済の崩壊に始まり、右肩上がりの経済成長が途絶するなか、戦後日本が築き上げた旧いシステムの弊害を、高い意識をもって変革する時代だったはずの「平成」。しかしその現実は、二度の大震災に見舞われるなか、数々の「改革」の試みはことごとく裏目に出、政治・経済・社会・文化それぞれの面で「失われた30年」としての挫折の印象のほうが際立つ時代だったことは、多くの人々が実感していることではないでしょうか。
今回は「元」歴史学者の與那覇潤さんを迎え、小泉純一郎から安室奈美恵まで多角的な視点から平成の精神史をたどった新著『平成史──昨日の世界のすべて』を踏まえつつ、平成という時代の本質が何だったのかを検証します。生放送のご視聴はこちらから。
それでは、よい週末をお過ごしください!
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