おはようございます、PLANETS編集部です。

ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか? 依然として先行きの見えない状況は続きますが、PLANETSは変わらずさまざまなコンテンツや企画を鋭意製作中です。

なかなか遠出するのは難しい時期ですが、PLANETSの発信が皆さんのご興味を少しでも広げる一助になれば幸いです。

さて、今朝は今週のDaily PLANETSで配信した記事のハイライトと、これから配信予定の動画コンテンツの配信の概要をご紹介します。

今週のハイライト

5/6(木)【連載】脚本家・井上敏樹エッセイ『男と×××』
男と差別|井上敏樹

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平成仮面ライダーシリーズなどでおなじみ、脚本家・井上敏樹先生のエッセイ『男と×××』。今回のテーマは「差別」。(一見)差別的な用語に過敏に反応してしまう昨今の風潮について、敏樹先生がユーモラスに語ります。


5/7(金)「発明の条件」を考える|暦本純一

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PLANETSのインターネット番組「遅いインターネット会議」にて、登壇されたゲストさんによる自著解説の書き起こしをお届けしました。
今回は、「スマートスキン」の開発者として知られる暦本純一さんをゲストにお迎えした「『発明の条件』を考える」(放送日:2021年2月2日)内で紹介された、『妄想する頭 思考する手:想像を超えるアイデアのつくり方』について。
メディアアーティスト・落合陽一さんも学生のころに学んでいたという暦本さんの研究法について書かれた本書。優れた研究、そして新たな発明というものは、個人の「妄想」のようなところから生まれると言います。
「妄想」が「発明」として形になるには、そしてクリエイティビティの源泉となる「偶然性」を担保するにはどのような条件が必要なのでしょうか?
(構成:徳田要太)

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暦本純一
妄想する頭 思考する手:想像を超えるアイデアのつくり方
祥伝社/2021年2月1日発売/ソフトカバー 240頁

 

これからの動画配信予定

5/13(木)19:30~ 遅いインターネット会議
「仮想空間とVR」の現在地|岩佐琢磨 × 吉田尚記

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現在PLANETSでは、「遅いインターネット」計画の一環として、評論家・宇野常寛が政治からサブカルチャー、ビジネスからアートまで、さまざまな分野の講師を招きながら、世の中の流れと近すぎない、しかし離れすぎない中距離の問題設定で参加者と共に思考していくオンラインイベント「遅いインターネット会議」の生放送を(ほぼ)毎週火曜日の夜にお届けしています。

次回の放送は5/13(木)、テーマは「『仮想空間とVR』の現在地」です。

バーチャル・リアリティ(VR)という概念が登場して30余年、一般向けの各種ヘッドセットの普及で「VR元年」と呼ばれた2016年からは5年。思わぬステイホーム環境の浸透も追い風としながら、いま「VRChat」のようにユーザーが思い思いのアバターで仮想空間上の社会に参加する〈メタバース〉型のサービスが注目を集めています。

リアルな情報技術の進歩とSF的な想像力の狭間で、本格的な普及に向けて一歩ずつ階段を上ってきたxR(VR・ARなど現実空間とデジタル空間を融合する技術の総称)技術は、私たちの社会とライフスタイルをどのように変えていくのでしょうか。
これまで数々のIoT製品を手掛け、メタバース時代のVRビジネスに踏み出しているShiftall代表取締役CEOの岩佐琢磨さん、各種カルチャーへの深い造詣をもち、xRを用いた先進的なエンターテインメントにも挑戦するニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さんが執筆参加した共著『仮想空間とVR』を手がかりに、xR技術とメタバースがもたらす変化の現在地と可能性を徹底討議します。

生放送のご視聴はこちらから。

それでは、よい週末をお過ごしください!