おはようございます、PLANETS編集部です。
2月も間もなく中旬を過ぎようとしています。なんだかあっという間に時がたってしまうようですが、じっくりと自分の時間を作りたいときに、PLANETSのコンテンツはいかがでしょうか。
今朝は今週のDaily PLANETSで配信した4本の記事のハイライトと、これから配信予定の動画コンテンツの配信の概要をご紹介します。
今週のハイライト
2/15(月)【連載】テレビドラマクロニクル(1995→2010)〈リニューアル配信〉
堤幸彦とキャラクタードラマの美学(3)──『池袋ウエストゲートパーク』が始動した2000年代(後編)
ドラマ評論家の成馬零一さんが、時代を象徴する3人のドラマ脚本家の作品たちを通じて、1990年代から現在までの日本社会の精神史を浮き彫りにしていく人気連載『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』を改訂・リニューアル配信。
今回は『池袋ウエストゲートパーク』論の後編です。ドラマ版と原作小説を比較しながら、作品に関わった3人のクリエイター、石田衣良と堤幸彦と宮藤官九郎の影響を検討。さらに本作以降、窪塚洋介が背負うことになった時代性について考察します。
2/16(火)【連載】インフォーマルマーケットから見る世界──七つの海をこえる非正規市場たち|佐藤翔
第2回 キルギス人が支配する中央アジア経済の心臓
国際コンサルタントの佐藤翔さんによる新連載「インフォーマルマーケットから見る世界──七つの海をこえる非正規市場たち」。新興国や周縁国に暮らす人々の経済活動を支える場である非正規市場(インフォーマルマーケット)の実態を地域ごとにリポートしながら、グローバル資本主義のもうひとつの姿を浮き彫りにしていきます。
今回は、中国に隣接する中央アジアの小国キルギスの広大なコンテナ・マーケットから、冷戦体制崩壊後の旧ソ連圏で拡大したインフォーマルマーケットの役割の重要性を考察します。
2/17(水)【連載】誰にでもできる簡単なエッセイ|高佐一慈
第14回 正直すぎる人もどうかと思った話
お笑いコンビ、ザ・ギースの高佐一慈さんが日常で出会うふとしたおかしみを書き留めていく連載「誰にでもできる簡単なエッセイ」。
今回は、誰もが仕事でついたりつかれたりする営業トークの「嘘」について。言葉巧みに「ぴったりの商品」をオススメしてくる服屋やパソコンショップの店員さんが、思わず出してしまった本音と方便の境目を、高佐さんが観察します。
2/18(木)【連載】映画館(シアター)の女神 3rd Stage|加藤るみ
第13回 『旅立つ息子へ』――共依存の先にある親子の絆
加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、第13回。
今回ご紹介するのは、是枝裕和監督とも並び称されるイスラエルの巨匠、ニル・ベルグマンの『旅立つ息子へ』。自閉症スペクトラムを持つ息子と父との絆を描く、実話を基にした物語です。「自分がいないと息子は生きていけない」と思い込んでいた父は、やがて成長していく息子の姿を見て……?
一昨年に結婚を発表したばかりのるみさんが、「愛」と「依存」の狭間で揺れ動く親子関係について語り倒します。
これからの動画配信予定
2/24 (水)20:00〜【生放送】石岡良治の最強伝説
vol.35 テーマ:楳図かずお
今回の最強伝説は、漫画家・楳図かずおを大特集!
1955年に貸本漫画でデビュー後、『漂流教室』『まことちゃん』『わたしは真悟』など数多くの名作を残し、1995年の『14歳』完結以降は休筆状態にありながらも、唯一無二の作風とキャラクター性で、日本マンガ界に独自の地位を築いています。
そんなホラー漫画のパイオニア・楳図かずおの魅力について、批評家・石岡良治が意外な視点で語ります!
生放送のご視聴はこちらから。
2/25(木)19:30〜【生放送】Planets School 2021
#2 「一冊の『本』から『考えたこと』を文章にする」
評論家・PLANETS編集長の宇野常寛がこれまで身につけてきた〈発信する〉ことについてのノウハウを共有する「PLANETS School」。2021年度は理論的な指導と毎月の課題に対する添削指導とを並走させた講座になります。
2月の課題は課題図書の要約と考えたことを読み応えのある文章に昇華することです。
添削希望者には、指定の課題図書から一冊選び、1000文字以内の要約と2000文字以内の感想文の執筆をお願いしています。提出いただいたすべての方に、宇野及びPLANETSにかかわるプロフェッショナルが添削を実施する予定です。
「PLANETS School」への参加はこちら(理論編/添削編)から。
▼PLANETS School 2021カリキュラム(仮)
それでは、よい週末をお過ごしください!
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