音楽プロデューサー 津田直士の 「人生は映画 主人公はあなた」

「人生は映画 〜 主人公という生きかた」Vol.12 人間関係

2013/08/19 13:00 投稿

コメント:2

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  • 津田直士
  • 人生は映画

 今回は、「人間関係」についてお伝えしたいと思います。

 主人公という生き方は、自己中心的な生き方ではありません。

 そもそも、自分が人生の映画の主人公であるように、他の人も、それぞれの映画の
主人公ですから、お互いを尊敬・尊重し合う関係になるわけです。

 また、
 主人公だという責任感も
 曼荼羅図で把握した自分と周りの人との関係性も
 「自と他」でわかる「他」への見方も
 みんな人間関係を正しく、豊かにしているはずです。


 そんな人間関係について、さらに簡単で有効な秘訣をいくつかご紹介して、最後には
人間関係を豊かにする、最大の秘訣をお伝えしようと思います。

 秘訣を参考にして、多くの悩みの原因でもある人間関係を、ぜひ豊かにして下さい。


************************************


 まずは、

 うまくいったら人のおかげ、失敗したら自分のせい

 という気持ちです。

 実際は、これを実行するのはかなり困難ですし、もともと聖人君子になることが目的
なのでもありません。

 そういう気持ちを心がける、という程度で大丈夫です。

 本来人間は、逆の傾向があるからです。

 そう、どうしても

 うまくいったのは自分の力、失敗したのは人のせい

 に、したくなってしまうのです。

 だから、それをわかった上で、逆の気持ちを心がけ、せめてフラットにする、そんな
考え方でいると、十分効果があります。

 他の人との関係も良くなりますし、何より自分自身が、あまりネガティブな気持ちを
持たないでいられます。

 そしてこの気持ちでいた方が、最終的に周りは、正しい評価をしてくれるものです。


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 次は、人から内緒の話をされた場合の秘訣です。

 Aさんは、あなたにとって大切な人です。
 そんなAさんから内緒の話をされ、秘密を打ち明けられた、とします。

 その秘密は、Aさんにとって、周りにどうしても知られたくない内容です。
 だから、あなたに、内緒の話を打ち明けたわけです。

 後日、別の友だち、Bさんと話をしていると、Bさんから、ここだけの話だけれど…
と、内緒の話を聞かされます。

 何とそれは、あなたが聞いた、Aさんの秘密でした。


 このような場合の秘訣は

 あなたがその秘密を知っていることを、Bさんには決して言わない。

 ということだけです。

 もし仮に、自分もその秘密を聞いた、とあなたが話したら、Bさんはどう思うでしょ
う。
 きっと、内緒の話をした「Aさんの秘密の程度」が、Bさんにはとても軽く見えて
しまいます。

 ああ、自分以外の人にも話している程度の秘密なんだな、と。

 そうして、Bさんは今後、どんどん人にAさんの秘密を話してしまうかも知れません。
 (噂というのは、こういうところから広まっていくんです。)

 また、たとえBさんがそういうことをしなくても、Bさんとあなたは、Aさんの秘密
をお互いに話してしまった、というギルティを共有してしまうことになります。

 せっかく何かを共有するなら、もっと意味のあることを共有したいですよね。

 人の秘密を聞いたら、ほかの人には絶対に話さない

 この原則を徹底するだけで、秘密を話した人を守ることができて、人間関係は豊かに
なり、あなたの信用はずっと高くなります。


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 人の陰口や噂、愚痴などは、聞いていて気持ちのいいものではないですよね。

 なるべく聞きたくないですし、できれば自分も言いたくないな、と誰もが思うで
しょう。
 でも、なぜか陰口や噂、愚痴って、よく聞いてしまいますね。

 これも、「うまくいったら人のおかげ・・・」の場合と同じで、陰口や噂、愚痴など
を言いたくなる、人間の性質がもともとあるからです。

 なので、これもまた、逆の気持ちを心がける位の方が人間関係は豊かになります。

つまり、
 

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コメント

スゴく大事なことが分かりやすく書いてあり人間関係の重要性が改めてわかりました。 私は津田さんよりもチョット?年上です。私の周りは年下の子達ばかりですが、コミュニケーションを取る手段に使って行きたいとおもいます。でも一番の悩みは注意のしかたです。もっと成長して欲しいというこちらの気持ちをどこまで受け止めてくれているのか不安にもなります。注意の後のフォローに気を遣っていますが、相手の性格にもよりますが、できるだけ感情は入れないように短時間でを心掛けています。休憩時間は気を使わせないようにもしていますが、心労が響いて来る今日この頃です。長文の愚痴りで申し訳ありません。また楽しみにしています(^-^)/

No.1 137ヶ月前
津田直士 津田直士
(著者)

メッセージ、ありがとうございます。
確かに、注意するのは難しいですよね。
そして、もしも複数の人を相手にされているのであれば、それはまた、大変なことですよね。

僕の場合は相手にするのがアーティストである場合が多くて、参考になるかどうかまったく分かりませんが、
個人的には、注意する場合は、ちょっとした工夫をしています。

まず、相手が知らない、または気づいていない点について話す場合、相手がそのことを知ったり、そのことに気づいてもらう、というステップをふみます。当然かも知れませんが。
で、その際に、必ず相手の得意なところ、相手の優れたところなどと、知って欲しい、気づいて欲しい点との接点を探して、最初はそこから話し始めます。そうすると、相手は素早く理解してくれます。
おそらく、自分に自信がわくことで、話を理解しやすい精神状態になっているのでしょう。
そして、もし注意をしなければいけないような場合は、相手がその問題点を知ったり、気づいた状態になった、その時に初めて注意をします。
そうすると、相手の心が
「自分の自信のあるところ」→「知らなかった、気づかなかったことの理解」→「自分の反省点」と進むため、
スムースに話が進み、ちゃんと理解してくれることが多いようです。

これも結局は、今回書いた結論と連動していて、とにかく人間というのは、多くのことを知らない、気づいていない、ということがベースにあるのだと思います。

人間関係は、本当に難しいです。
でも、だからこそ、自分なりのベストなやり方を見つけていきたいものですよね。

これからもよろしくお願いします。

No.2 137ヶ月前
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