今日の衆議院本会議で、「内閣の重要政策に関する総合調整等に関する機能の強化のための国家行政組織法等の一部を改正する法律案」、別名「スリム化法案」が可決され、参議院に送付されました。

橋本行革以来、二つ以上の省庁にまたがり総合調整が必要だとされる事務が、どんどん増えていきました。

そうした事務は内閣官房と内閣府に集められ、内閣官房と内閣府が肥大化し、それに対応して衆議院、参議院の内閣委員会も法案数が急増して対応できにくくなりました。

そのため、内閣官房、内閣府の事務を整理して、内閣官房から内閣府へ、内閣府から各省へ事務を移管する作業が、望月義夫前行革推進本部長から始まり、私に引き継がれてきました。

それをとりまとめて総理に提出した内閣官房、内閣府のスリム化案が、政府によって法案として提出されたのがこの法案です。

内閣官房から内閣府へ知的財産戦略推進事務局など五つの事務を移管し、内閣府から食育